出版社内容情報
【著者紹介】
埼玉県生まれ。絵本ワークショップ「あとさき塾」出身。幼いころから絵を描くのが好きで、高校時代からボールペン画を描き始める。本書はボールペン画の上に、初めてパソコンで色付けに挑戦しました。現在は埼玉県在住、歯科助手をしながらこの絵本をつくる。たこの歯医者さんは、勤務先の歯科医院をモデルにしています。
内容説明
こわいゆめしかたべたことのないバクさん。ぶーちゃんのおこっているゆめを、どうすればいいのかわかりません。さあ、どうするのかな?「だれもしらないバクさんのよる」につづくシリーズ2作目の絵本。
著者等紹介
まつざわありさ[マツザワアリサ]
松澤有紗。埼玉県生まれ。歯科助手をしながら絵本を作っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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neimu
31
夢を食べるバクの話が中心かと思ったら、主人公はぶーちゃん。バクが夢を食べるというよりも、主人公と夢の中間にいる感じ。何だか絵本なんだけれど、カウンセリング理論にのっとったように感じるのは、素直な子供の心が無くなってしまったからか。読み聞かせとかしたら、きょうだいのいる子、上の子下の子、それぞれどんな反応をするのかなあ。年上の子でも親が年下ばかりかまっていると欲求不満が募るもの、難しいよね、親の愛情を取り合いっこするのは当たり前だし。自分の立場を理解して行動するのは実は大人でも難しい。考えさせられる。2017/05/28
ぱお
22
もやもやした気持ちって、どうしたらいいかわからないですよね。悲しかったり、おこったり、はっきりした気持ちのほうがなんとかできる気がします。バクさんは、夢を食べるだけじゃなく、気持ち(夢)をつなぐこともできるんだね。2015/01/31
花林糖
10
(図書館本)怖い夢を食べるのが仕事のバクさん、今回はぶーちゃんのもやもやを解決します。バクさんとっても優しくて素敵です。ぶーちゃん家の食卓とぶーちゃんの部屋が可愛らしい。2015/07/01
bakumugi
7
絵のかわいらしさに衝動借り。ぶーちゃんの設定は、小さな弟への嫉妬、というシチュエーションの方が自然な気がする。次男が生まれたとき、長男が夜中よくうなされていたことを思い出した。今だ一人で眠れない長男に、怖い夢をみても、夜中バクさんが怖い夢を食べてくれるから大丈夫、ぐっすり眠れるよ。子供の寝息が一番の子守唄。バクさん、今日も子供たちをよろしくね。2015/03/15
絵具巻
6
文京区立根津図書館で借りました。2015/07/28