出版社内容情報
全国のお化け屋敷で起きた数々の怪異!珠玉の実話怪談集ついに書籍化!
内容説明
全国に所在するお化け屋敷。その怪奇の館には、時には「真」の怪異が出現し、そして、人に「憑いてゆく」のだ…。首無し人形、忌む家、隠れ念仏…その怪奇は虚飾ではない!
目次
○○ちゃん
新月の夜
勘違いその1 殺人
勘違いその2 心中
打ち付けられた藁人形
忌む家
感染
姿勢
右目
隠れ念仏〔ほか〕
著者等紹介
寺井広樹[テライヒロキ]
1980年生まれ。怪談蒐集家。銚子電鉄とコラボして「お化け屋敷電車」をプロデュース
しのはら史絵[シノハラシエ]
シナリオライター、作家。フリーでドラマ制作会社のプロットライター業をする傍ら、ムック本やWEBサイトの記事、漫画原作等をてがけている。シナリオセンター作家集団、クリエイター集団WCG所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさっち
17
それぞれ話が短いので読みやすかったけど、思ってたほど怖くなかった。2018/07/26
chatnoir
14
外枠が黒くて雰囲気はでますが、何となく目障りかな。あちこちのお化け屋敷にまつわる怖い話。商業的なお化け屋敷の話も多いけど、特定できると営業妨害になる可能性もあるので、色々伏せられていました。北海道の疫病神は白い鳥の姿で現れる...パヨカカムイと言うらしい。後、イタコさんと似た感じの職業?で、オナカマと言う人達もいるらしい。2019/03/03
楓*
6
お化け屋敷であった、と言うよりは「お化け屋敷にまつわる怖い話」という感じ。遊園地(名称は明かされないが)にあるお化け屋敷、期間限定のお化け屋敷イベント、エピソードにチラッとだけお化け屋敷が絡むが本題は別のもの、伝承や民俗学が絡む話など。様々なバリエーションで飽きさせない作りなので、最後まで勢いで読んでしまった(夜中なのに…)。期間限定イベントの話ではイベント名や企画者の名前も書かれてるので、それをググりながら読むと裏話を知れたようで面白い。遊園地で一番好きなアトラクションだが、今後入るのちょっと怖いかも…2018/07/02
はみ餅
1
TOブックスとは思えない誤字脱字のなさ。まるで普通の出版社の本みたいだぁ…2021/12/22
まおー
1
タイトルにある通り、お化け屋敷にまつわる怖い話をまとめた極超短編集。一話にかかるページ数が物凄く短く、暇なときになんとなく読める。内容自体は当たり障り無く、よくあるパターンばかりだが、たまに目を引くようなシーンもあったりするのが面白い。 それにしてもこの溢れ出るB級感。 まさに毒にも薬にもならない駄菓子の様な、読んだ後何も残らない、これぞホラーと言った、まぁ結局ありがちなやつなんですね…。2018/09/29