内容説明
これからの未来を創造する子どもたちが豊かに生き抜くためには美術が必要だ。どれほど人工知能が進化しようとも、人々は個々の芸術体験から学び、他者の意見を聞き、対話し、自らの考えを深めてゆく。そして、そこからよりよい人生、よりよい社会への希求が生まれる。楽しい美術、授業のつくりかた。チーム学校のアートディレクターとして活躍する22人による美術教育実践事例集。新学習指導要領の理解を深め挑戦的な授業をつくるためのムサビ・メソッド!
目次
第1章 美術教科の特徴と今日的課題(美術教科の特徴;学習指導要領の理解 ほか)
第2章 授業の組み立てと学習指導(学習計画;授業計画 ほか)
第3章 教科経営(美術室の経営;展示による学習環境の創造 ほか)
第4章 題材開発研究(題材開発;表現技法から―平面 ほか)
第5章 特別支援教育と美術(障害と特別支援教育の理解;特別支援学校の美術教育 ほか)
著者等紹介
三澤一実[ミサワカズミ]
東京藝術大学大学院修士課程修了。埼玉県公立中学校教諭、埼玉県立近代美術館主査、文教大学教育学部准教授を経て2008年より武蔵野美術大学教授。旅するムサビ主宰(グッドデザイン賞2017受賞)、「小学校学習指導要領解説 図画工作編」作成協力者(2008年)、「中学校学習指導要領解説 美術編」作成協力者(2017年)。研究領域:美術教育、鑑賞教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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