LPSO型マグネシウム合金の材料科学―実用段階に入った日本発の新合金

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784864431286
  • NDC分類 565.53
  • Cコード C0050

内容説明

日本で新たに開発された新材料「LPSO型マグネシウム合金」。実用金属で最も軽量であるマグネシウムを主成分とするマグネシウム合金は輸送機器の軽量構造材料として注目されている。日本が世界に誇る材料工学の世界と大規模な最先端施設を活用した精密構造解析の手法をわかりやすく解説。

目次

第1章 軽金属材料における新たな展開
第2章 LPSO構造とは一体どのようなものなのか?
第3章 LPSO構造はどのようにしてできるのか?
第4章 LPSO型マグネシウム合金はなぜ強いのか?
第5章 LPSO型マグネシウム合金の実用化に向けた取り組み
第6章 熊本大学先進マグネシウム国際研究センター(MRC)

著者等紹介

河村能人[カワムラヨシヒト]
国立大学法人熊本大学先進マグネシウム国際研究センターセンター長/教授。1960年石川県生まれ。名古屋大学工学部卒、名古屋大学大学院博士前期課程修了後、日本電装株式会社(現・株式会社デンソー)研究員。その後、東北大学大学院博士後期課程を修了し、東北大学金属材料研究所の助手と助教授を経て、2000年より熊本大学に着任。同教授を経て、2011年より現職。LPSO型マグネシウム合金と呼ばれる革新的な新材料を開発して、基礎と応用の両面で研究開発を推進している。2017年春の褒章において紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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