内容説明
きれいな音をだせないお宮のすずは、しゅぎょうの旅にでかけます。ガジャン、ガジャンところがってはまべの松の木にぶらさがったり、高い山のてっぺんにのぼったり…
著者等紹介
久留島武彦[クルシマタケヒコ]
1874年(明治7年)6月19日、大分県玖珠郡森町(現・玖珠町)に久留島通寛(十代森藩主通明の弟)と恵喜の長男として誕生。1895年(明治28年)日清戦争に従軍し、現役兵士による兵隊物語を日本で初めて発表。1903年(明治36年)日本初口演童話会と、お伽芝居を開催。1906年(明治39年)「お伽倶楽部」を設立し、口演童話活動を本格的に開始。11月、中央新聞日曜付録として、日本初カラー五彩刷り週刊子供新聞「ホーム」を創刊。1907年(明治40年)日本初専門児童劇団「東京お伽劇協会」を設立し、定例公演を開催。1908年(明治41年)日本初世界一周観光旅行に通訳として参加。1910年(明治43年)東京に早蕨幼稚園を開園し、日本初の話し方研究会「回字会」を設立。1911年(明治44年)自ら主幹をつとめた雑誌『お伽倶楽部』を通して、日本にボーイスカウトを紹介。1924年(大正13年)デンマークで開催された2回目のボーイスカウトの世界大会に日本代表として参加。オーデンセを訪れ、アンデルセンの偉大さを訴え反響を呼ぶ。1950年(昭和25年)玖珠町旧久留島氏庭園内に武彦童話活動50年を記念する童話碑が建てられ、5月5日、除幕式の後、第1回日本童話祭が開催される。1960年(昭和35年)4月29日、横浜市老松小学校で催された女性教員大会で最後の講演。6月27日、内蔵ガンで死去。2017年(平成29年)4月28日、大分県玖珠郡玖珠町森の旧久留島氏庭園内に久留島武彦記念館開館
黒井健[クロイケン]
新潟県新潟市生まれ。新潟大学教育学部美術科卒。出版社に入社、絵本の編集にたずさわった後に退社、フリーのイラストレーターとなる。以降、絵本・童話のイラストレーションの仕事を中心に活動。2003年、山梨県清里に、自作絵本原画を常設する「黒井健絵本ハウス」を設立する。日本児童出版美術家連盟会員。神奈川県川崎市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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