内容説明
虐殺・陵辱・陰謀・裏切り…中国がやっていること、やろうとしていることがすべてわかる。中国共産党史の暗部を描き尽くす、衝撃作!
目次
第1章 浸透・乗っ取り・裏切りの中共裏工作史
第2章 繰り返される血まみれの大量虐殺史
第3章 侵略と虐殺と浄化の少数民族弾圧史
第4章 紅軍内大虐殺、陰謀と殺し合いの内ゲバ史
第5章 周恩来、美化された「悪魔の化身」の正体
第6章 女性と人民を食い物にした党幹部の貪欲・淫乱史
第7章 日本人をカモにした対日外交史と反日の系譜
最終章 危険すぎる習近平ファシズム政権の正体と末路
著者等紹介
石平[セキヘイ]
評論家。1962年、中国四川省成都市生まれ。80年、北京大学哲学部に入学後、中国民主化運動に傾倒。84年、同大学を卒業後、四川大学講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程を修了し、民間研究機関に勤務。2002年より執筆活動に入り、07年に日本国籍を取得。14年『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で第23回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムチ27
53
映像ならあったが、読書中に吐き気が絶えず襲う体験は初。思った以上のインパクト。読み易い字体と文章だが1章ごとにしか読めなかった。つくづく日本という国の善人的在り様に感嘆。倭国大乱、安政の大獄レベルまして明治維新は血を流さずと胸を張る。ジェノサイドはナチスで認識が始まり、20世紀最悪と思っていたが・・ウクライナを知り、1920以降の中国の史実を知り戦慄は極みに。共産党の存在自体、それなりに抱いている私の年代の認識が天空までに飛翔・・裏切りと虐殺の裏工作史、幹部の貪欲、淫乱の体質・・ウクライナの歴史にもあった2021/09/26
ちゃま坊
20
もう初めからボロクソに中国共産党の悪口が書かれている。歴史上ではヒトラーやスターリンをはるかに超える大量殺人をやったのが毛沢東という認識でいいだろう。この国では自国民の虐殺や略奪を平気でやっている。国民の財産や生命を外敵から守るのは国家の責務だろう。なのに人の命があまりに軽すぎる。こんな政権はイヤだと言っても、独裁者のいる恐怖政治は簡単には変わらない。百年たってまた出てきた習近平の野望が怖い。2022/06/30
umeko
19
日本人として、常識どころか話も通じない相手であることがよく分かった。2022/08/07
Cinejazz
17
中国共産党結党百周年を「記念」して(なんと云う皮肉!)、この政党との戦いをライフワ-クとする著者<石平>氏が暴いた「中国百年の暗黒史」は、想像した通りのマフィア同然の外道ぶりと悪辣さに辟易する。 「文化大革命」での反革命分子に対する拷問、生き埋め、焼死、爆殺、幼児の投げ殺し、「天安門事件」での隠蔽された虐殺、「新疆ウイグル地区」での民族弾圧とジェノサドなど、中国共産党の歴史は悪魔的精神のDNAとして今日まで受け継がれてきていると断言する。帰化人<石平>氏をここまで追い詰めたものとは何だったのか・・・?2022/11/22
Book Lover Mr.Garakuta
16
【速読】【図書館】【高速マルメ読み】:中国共産党の闇を描いた本2022/04/27