EUROMANGA COLLECTION<br> ブラックサッド―極北の国

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ブラックサッド―極北の国

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  • サイズ A4判/ページ数 85p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784864104074
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0076

出版社内容情報

人間よりも人間くさい黒猫探偵の活躍を描く『ブラックサッド』第2巻新装版刊行!!

内容説明

1950年代のアメリカ。私立探偵ブラックサッドは、大都会の郊外の教師から奇妙な依頼を受ける。女子生徒のひとりが行方不明になったのに、母親から届けも出ていないと言う。調査に乗り出したブラックサッドは、“ザ・ライン”が住民の肌の色に基づく徹底的な差別主義に侵されていることを知る。少女誘拐事件の裏に隠された謎とは?原作者フアン・ディアス・カナレスも「唯一無二の親友」と認めた相棒ウィークリーも本書で初登場。『ブラックサッド凍える少女』(2005年|早川書房)を改訳し、さらにBD創作秘話『水彩物語』と単行本未収録短編『天に唾を吐く』も同時収録。

著者等紹介

カナレス,フアン・ディアス[カナレス,フアンディアス] [Canales,Juan D´iaz]
1972年、スペイン・マドリッド生まれ。幼いころからバンド・デシネやアニメーションに関心を持つ。18歳のとき、あるアニメーション・スタジオに入り、そこで生涯の友となるフアンホ・ガルニドと知り合う。バンド・デシネ『ブラックサッド黒猫探偵』が発表されるとたちまち大ヒット。アニメーションのスタジオを立ち上げ、長編アニメの制作やテレビのアニメシリーズなどの制作にもかかわっている。『BLACKSAD』シリーズはアングレーム国際漫画祭で、『ブラックサッド極北の国』が2004年、読者賞と最優秀作画賞を受賞、2006年に最優秀シリーズ賞を受賞している

ガルニド,フアンホ[ガルニド,フアンホ] [Guarnido,Juanjo]
1967年、スペイン・グラナダ生まれ。グラナダの美術学校で学んだ後、マドリッドに移り、あるアニメーション・スタジオに入り、アニメーションの制作に関わる。そこで出会ったのが後に『BLACKSAD』の原作者となるフアン・ディアス・カナレスである。1993年にフランスに移住し、モントイユのウォルト・ディズニー・アニメーション・フランスでアニメーターとしてスタジオが閉鎖されるまで働く。2000年にフアン・ディアス・カナレス原作の『ブラックサッド黒猫探偵』を発表

大西愛子[オオニシアイコ]
1953年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

25
人種隔離政策時代のアメリカ南部が舞台。基本的なストーリーはもう一度1巻を借りてから確認しなおしかなあ。今回もうっとり絵を楽しみました。創作秘話あとの短編が良かった。2021/04/13

サケ太

17
世間は冷たく、生き難い。極北で起こった少女の失踪事件。そこは有色種に対する凄まじい差別の街。不穏な雰囲気の中で物語りは進む。謎の殺人事件。美麗でハードなアートで語られる。あまりにも凄惨な真実。この街は、差別に走った人々。ゆっくりと良い方向に進むことが出来るのか。2018/07/23

くさてる

9
冷戦時代のアメリカを舞台にした黒猫探偵のシリーズ。今回のテーマは人種問題。白人至上主義者として振舞うには白クマ、ホワイトタイガー、白イタチ…。主人公はもちろん黒猫ですが、口の周りは白いというのがギャグでもなんでもなく、かれの立ち位置の不安定さを表現していて見事だと思います。重いテーマですが、謎解きのミステリーとしても読み応えあり。そして、同時収録されている2Pの短篇「天に唾を吐く」が哀しく、重く、素晴らしい出来です。本篇も勿論良いのですが、この2Pの為だけでも購入した甲斐がありました。2015/06/06

Inzaghico

7
今回も時代は1950年代で、人種差別激しい大都会の郊外が舞台だ。ビリー・ホリデーの名歌「奇妙な果実」を踏襲し、描いている。白色至上主義を動物で描くというアイデアに感心した。そもそも、アメリカを舞台にしようとしたところが不思議。今回は第1作よりさらに重い題材だ。動物のなかにも存在する階層が、人間のそれににうまく取り込まれている。そこにpassingなども取り込まれ、アメリカの「地べた」(ブレイディ流に言えば)の歴史の一コマが見事に再現されている。おまけの短編「天に唾を吐く」も、2ページなのにずしんと響く。2024/01/02

印度 洋一郎

4
第二巻は、白人優位主義団体が絡むヘイトクライム。白い毛並と黒い毛並の動物として、白人と黒人を表現した寓意性の高いアートワークが秀逸過ぎて素晴らしいし、そこに白人と黒人との混血、その子供達の外見から生じるパシングまで入ってくる、重くて深いストーリーに感じ入る。何度読んでも素晴らしい。助けられた黒人の少女は、この先一体どうなるのだろうと思う(あの"伯母"がきっと面倒みるはずだが、先々色々あるだろう)。そして巻末の2ページの短編「天に唾を吐く」もオチが心に染み入る。何度も読み返すと、あのお婆さんの姿に涙が滲んだ2015/06/10

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