出版社内容情報
猫好き、音楽好きにはたまらない! 巨匠、初のブログの書籍化!
ポリポリ・ブシ・ネコカン問題、猫が美女に見える瞬間、
初代3匹、葉山での日々、山下家のご先祖猫、
「猫」か「ネコ」か「ねこ」か論争、
発生!「猫返し神社」事件、全国猫神社談議 ほか。
内容説明
ジャズの巨匠の楽しすぎる猫エッセイ!
目次
ごあいさつ
子猫2人組対長老古参猫
ピロとリーの華麗なる闘い
ポリポリ、ブシ、ネコカン問題
猫が美女に見える瞬間
初代3匹、葉山での日々
山下家のご先祖猫
発生!「猫返し神社」事件
リーちゃん脱走てんまつ記
全国猫神社談議〔ほか〕
著者等紹介
山下洋輔[ヤマシタヨウスケ]
1942年東京都生まれ。1969年山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与え、国内外の一流ジャズ・アーティストとはもとより、和太鼓やシンフォニー・オーケストラとの共演など活動の幅を広げる。1988年に山下洋輔ニューヨーク・トリオを結成。国内のみならず世界各国で演奏活動を展開する。1999年芸術選奨文部大臣賞受賞。2003年紫綬褒章、2012年秋の叙勲で旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えか
36
山下洋輔さんの猫ブログを一冊にまとめた本。主な登場人?物は、山下家で当時飼われていた、三匹の猫。出戻り先で、親兄弟から、いじめられて山下家にやってきた難民猫のアーちゃん。ジャズ仲間、林栄一さんの所で産まれ、山下に貰われ、山下に一番なつくキャンピロバクター持ちの三毛猫ピロちゃん。山下行きつけの蕎麦屋田堀の店の裏で産まれた気の強い、唯一のオス猫リーちゃん。山下洋輔の猫遍歴から、アーちゃんが🌈虹の橋を渡るまでの猫者ヒストリーが山下文体で綴られます。 2023/07/30
tomi
32
「猫返し神社」とは立川にある「阿豆佐味天神社」の異名。著者の猫が失踪した際にお参りした翌日に戻ってきて雑誌で紹介したことから有名になったとか。ジャズ界の巨匠も猫にはデレデレ。猫たちがピアノの上を歩いて出した音を楽譜に起し「鋭い感性にあふれている」なんて絶賛している親バカぶりがすごいです(楽譜が読めないので、どんな前衛音楽が出来上がってるのかちょっと気になりますが)。 2014/05/06
komorebi20
26
JAZZピアニスト山下洋輔さんの猫愛❤️溢れるエッセイ。 我が家も3にゃんと暮らしていたのでそれぞれの猫の性格が違うというのがよく分かります。長老猫のあーちゃんが、19歳の天寿を全うした場面は、我が家のピーちゃんと重なりました。猫は、家族です。宝です。私も立派な愛猫家です。2025/03/23
くみ
25
【猫本を読もう読書会】山下さん、こんなに猫好きだったんだ!とびっくりなエッセイ。自分のとこの猫さんに限らず居酒屋の軒先に野良猫一家が住み着いたと聞くと保護したり、もらわれていった先の先の家まで猫巡礼するなど、猫愛に溢れてます。悲しい過去を持つ「あーちゃん」を「ブルースの分かる猫」と賞賛するのはさすが、ジャズミュージシャン。タイトルはとある神社に「迷子猫の帰還願いをしたら帰ってきた」ことから。猫愛が満ち満ちた一冊でした。2019/02/27
宇宙猫
20
★★★★ 「猫返し神社」の由来は、家で猫が帰ってきたからと著者が勝手に紹介したから。後利益って人の思いなんだな。ピアノに猫をのせて出た音を楽譜におとすのは音楽家ならではで、聞いてみたくなる。「猫」か「ネコ」かのアンケートは色々な考えが読めて面白かった。2022/03/31
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