内容説明
お皿の向こう側で食をつくり育てる人の言葉は、年代や仕事のジャンルを越え、今の時代に響く大切な何かを大いに秘めている。
目次
海のつくりびと(牡蛎―中嶋均(厚岸町)
真昆布―大川岩男(函館市尾札部町)
海苔―谷川哲也(佐呂間町))
畑のつくりびと(なばな・菜種―中野義治(滝川市)
ホワイトアスパラガス―八木響子(安平町追分)
グリーンアスパラガス―中屋栄吉(蘭越町) ほか)
大地のつくりびと(短角牛―高橋祐之(えりも町)
放牧牛乳―斉藤久・信一(喜茂別町)
黒豚―上泉新・畔菜(せたな町) ほか)
著者等紹介
小西由稀[コニシユキ]
フード系ライター。札幌の出版社を経て、独立。ある時は畑や港に出かけ、またある時はレストランへ。北海道の食の現場を取材し、そこに関わる人と食の魅力をさまざまな媒体で発信中。北海道室蘭市生まれ
岩浪睦[イワナミマコト]
写真家。札幌生まれ。2軒のコマーシャルスタジオで修行。現在、Studio RISE代表。料理写真・建築写真など多方面で活躍中。エディトリアルでは30年に渡り、小樽を撮影。最近では北海道や沖縄の戦争遺跡、産業遺跡を掘り起こし中。JPS(社)日本写真家協会会員、APA(社)日本広告写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
農業ってすごい!本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
37
北海道国として鎖国をしても暮らしていけそうなほど北海道は様々な食材の宝庫です。そして、自然相手の仕事である農業や漁業、酪農。まるで博打のような世界でもある。毎年同じことをしても同じように作物や命は育つことが無い。何かが毎年違っている。食材をみて作られた畑や作り手の顔を想像することがあるだろうか。最近、家庭菜園が流行っている。家庭菜園を体験することで実際に作物を売ってお金を得る人たちの苦労がわかるのではないでしょうか。農業に携わる者として、苦しそうな顔を覆い尽くすように笑顔で未来を語れる生産者に脱帽です。2011/07/29
ttiger
0
北海道を代表する食材の生産者を丁寧に取材した良書。読んだあとさらに北海道が好きになっていること間違いなし!2012/06/15
もけうに
0
伝統を守る熟練高齢者から、野望に燃える若き新規就農者まで、様々な年代・環境・種類の生産者についてよく取材されており、とても面白かった!北海道という過酷な環境での工夫と努力、その先には失敗も多々あれど、北海道だからこそ出来る美味がある。人生色々だが、諦めなければ道は拓ける。食の生産の現場から、生産品だけでは無く勇気も貰える。2019/06/15
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