内容説明
“悪人”か、“名将”か。数々の虚像にまみれたイメージとはうらはらに、垣間見える築城の名手、有能な武将という実態…。“裏切り者”か、“知恵者”か。なぜ、二度も信長を裏切ったのか?信貴山城での“爆死事件”の真相とは。武勲・生涯・人となり、松永久秀の実像に迫る。
目次
口絵 久秀が愛した茶器と城郭
第1部 三好氏配下としての久秀(三好家中における台頭;三好氏の重臣として大和を支配;三好長慶の死による内紛)
第2部 信長との同盟、従属、まさかの謀叛(足利義昭政権下における久秀;信貴山城を枕に敗死する;久秀の家族と茶の湯)
著者等紹介
金松誠[カネマツマコト]
1977年生まれ。奈良大学大学院文学研究科文化財史料学専攻博士前期課程修了。現在、三木市教育委員会文化スポーツ振興課主任。著書に、『三木合戦を知る』(三木市教育委員会)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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