中世武士選書<br> 朝倉孝景―戦国大名朝倉氏の礎を築いた猛将

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中世武士選書
朝倉孝景―戦国大名朝倉氏の礎を築いた猛将

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864031264
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

応仁・文明の乱で獅子奮迅の大活躍、本拠一乗谷を中心に越前一国に権力を確立する。戦国大名への成長過程を豊富な史料から詳述。家訓「朝倉孝景条々」の新解釈も提示。

目次

第1部 但馬から越前へ(但馬時代の朝倉氏と八木氏;朝倉氏の越前入国;南北朝・室町初期の朝倉氏歴代)
第2部 戦国大名への道(斯波氏の内紛と朝倉孝景;寛正年間の朝倉孝景と文正の政変;応仁の乱と朝倉孝景;越前の平定;晩年の孝景と氏景)
第3部 「朝倉孝景条々」の世界(「朝倉孝景条々」の伝来;「朝倉孝景条々」の本文と解釈)

著者等紹介

佐藤圭[サトウケイ]
1953年(昭和28年)秋田県秋田市生まれ。名古屋大学大学院博士課程後期課程単位取得退学。福井県立朝倉氏遺跡資料館文化財調査員、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館副館長、福井県教育庁埋蔵文化財調査センター所長などを経て、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館文献調査専門員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こきよ

61
御多分に洩れずこの室町時代屈指の梟雄も究極のリアリストであったと言えよう。只、子の教景(宗滴)にこそその資質は引き継がれてはいるものの後が続かぬところなどがこの時代の混乱、衰勢の典型とも言え興味深い。2015/06/14

BIN

6
越前を統一し戦国大名朝倉家の基礎を築いた朝倉孝景。祖先である但馬の朝倉氏から丁寧に解説している。孝景は応仁の乱では西軍の最前線で活躍し、軍記物では名将と謳われていて、その後はこっそり越前に下向して東軍側となって越前を統一している。下剋上で守護になった戦国大名の先駆け的な印象でしたが、実質的な領土支配はしつつ守護は奉じていたとは知りませんでした。越前に乗り込んだ際に殿上人のように尊大に振る舞ったら国人たちにそっぽ向かれて戦に敗北してる辺り常勝の孝景とギャップがあってちょっと面白かった。2017/10/11

フランソワーズ

3
斯波氏家中として発展した朝倉氏。応仁の乱では初め西軍として勇名を馳せたのち、東軍寝返りの功で越前一国支配の差配権を獲得。その後、斯波氏や元守護代甲斐氏との抗争の末、ついに越前平定。戦国大名化へと導いた。一方そのような政争に明け暮れた英傑孝景を追うだけでなく、興福寺等の荘園の押領と請負など、中世武士としての”もう一つの姿”もしっかり言及。また、『朝倉孝景条々』の考察もあって、孝景でなく、当時の武士の実像がわかる良い本です。2020/07/22

m__akiyoshi

1
応仁の乱で在京の西軍として活動してた孝景が、越前に下って東軍に寝返り、それ以降越前の平定に専念して京に上って来なくなるのはどういう心境の変化だったんだろう。 孝景の家訓は非常に興味深い。家柄にとらわれるなとか、戦の最中に吉凶にとらわれるなとか、贅沢するなとか、とても実用的な事を言っている。 越前で幕府から御内書を貰った後、殿上人のような服装や態度をとって、越前の国人からそっぽ向かれて負けた人間が言うもんだから、贅沢するななんてのは説得力がある。2017/10/19

MUNEKAZ

1
朝倉氏のルーツから始まって、孝景の生涯についてじっくり描かれている一冊。斯波家中での台頭から、応仁の乱における八面六臂の大活躍、そして痛快な親子同時の東軍への寝返り(とくに子・氏景が山名宗全邸で大酒飲んでその足で細川邸に駆け込むあたりは最高)と印象深いところが多い。ただ寝返り後も初戦で大敗したり斯波家の残党に手を焼いたりするあたりに、現実の厳しさも感じさせる。また朝倉家というと滅亡時の家中内紛の酷さが印象的だが、孝景の代では一枚岩にしっかりまとまっているのが意外だった。2015/05/19

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