出版社内容情報
日本語学習者にとって最大の壁といえるのが“漢字”。日本語力のレベルアップも、日本語能力試験の合格も、漢字の力が大きく左右する。
本書は、漢字の負担がより大きい「非漢字圏の学習者」に向けて最大限に配慮。だれでも無理なく効率よく漢字学習を進め、今後の日本語学習を支える漢字の基礎をつくることができる。そのために、日本語能力試験N5レベルの漢字を中心に、漢字の基本的なパターンとルールを身につけていく。
本編のPART2「N5かんじをおぼえよう」では、各ユニットは、さらにその下にいくつかの小ユニットを置いて構成。日常の会話の一コマを取り上げて、漢字や漢字語彙の使われ方をわかりやすく導入。各回5~6個の漢字について基本情報を整理、インプットしたあと、3ステップのドリルで理解を確認。これら毎回のドリルと復習でたくさんの問題を解きながら、約100の漢字と200以上の単語を習得していく。
一つ一つの漢字については、ストロークのガイドや書くときのポイント、字形をとらえるヒントやイラスト、コアミーニング(英訳)や漢越音(漢字のベトナム語読み)などを添えて学習をサポート。このほか、本書全体を通じて、非漢字圏学習者の漢字習得を全面的にバックアップしている。
内容説明
漢字のパターンとルールが無理なくおぼえられる。英語とベトナム語の部分訳、漢越音付き。模擬試験(2回分)付き。
目次
1 漢字のパターンとルール
2 N5漢字をおぼえよう(はじめにおぼえよう;時間とばしょ;わたしたちがすむところ;その他;「N5漢字」の新しい読み)
著者等紹介
倉品さやか[クラシナサヤカ]
筑波大学日本語・日本文化学類卒業、広島大学大学院日本語教育学修士課程修了。スロベニア・リュブリャーナ大学、福山YMCA国際ビジネス専門学校、仙台イングリッシュセンターで日本語講師を務めた後、現在は国際大学言語教育研究センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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