出版社内容情報
中国がテメレアの返還を求めてきた。ナポレオンに献上したはずの竜の卵が、英国艦隊に奪われたことを知って、ヨンシン皇子を代表とする怒りの使節団を送り込んできたのだ。英国は、ナポレオンの猛攻に苦しむなか、中国の怒りを鎮めて、友好関係を築きたい。英国政府代理の外交官ハモンドとともに、ローレンスとテメレアはドラゴン輸送艦に乗り、はるか中国をめざすことになった。艦内には、英国人と中国人のあいだに不穏な空気が流れ、水兵と飛行兵のあいだにも揉め事が生じていく。そして、テメレアはアフリカで、奴隷貿易を目の当たりにする。
内容説明
中国がテメレアの返還を求めて、ヨンシン皇子を代表とする怒りの使節団を送り込んできた。ナポレオンの猛攻に苦しむ英国は、中国との友好関係を築きたい。政府代理の外交官ハモンドとともにローレンスとテメレアは、はるか中国をめざすことになった。
著者等紹介
ノヴィク,ナオミ[ノヴィク,ナオミ] [Novik,Naomi]
1973年ニューヨーク生まれ。ポーランド移民の二世として、ポーランド民話に親しんで育つ。ブラウン大学で英文学を学んだ後、コロンビア大学でコンピューター・サイエンスを学び、『ネヴァーウィンター・ナイツ』などのRPGゲームの開発に携わる。2006年『テメレア戦記1 気高き王家の翼』で作家デビュー。もっとも優秀なSFファンタジーの新人作家に贈られるジョン・W・キャンベル新人賞(現アスタウンディング新人賞)、コンプトン・クルック新人賞を受賞。また、ヒューゴー賞にもノミネートされ、『テメレア戦記』はその後ベストセラー・シリーズとなった。『ドラゴンの塔』では、投票によってその年最高のSFファンタジー小説に贈られるネビュラ賞を受賞、同時にヒューゴー賞にもノミネートされた。現在、夫と娘とともにニューヨーク市に暮らす
那波かおり[ナワカオリ]
英米文学翻訳家。上智大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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