出版社内容情報
【目次】
内容説明
16世紀英国、暴君ヘンリー8世の御代―野心と欲望うずまく宮廷に、ひとりの地方貴族の娘が飛び込んだ。彼女の名はジェーン。学者の父ゆずりの本の虫で、純粋無垢な11歳の少女は、のちに王妃アン・ブーリンの義妹となり、栄華を極める一族とともに富と権力を掌中におさめることとなる。しかし、黄金の日々は長くは続かなかった。寵愛を失った王妃を待つ運命が、ジェーンに残酷な選択を迫り…。
著者等紹介
加藤洋子[カトウヨウコ]
文芸翻訳家
グレゴリー,フィリッパ[グレゴリー,フィリッパ] [Gregory,Philippa]
綿密な歴史研究と力強い物語性を融合させた作風で知られる歴史家・小説家。歴史の中で忘れ去られた女性たちに光を当て紡がれた彼女の作品は、世界中で数百万部を売り上げ、舞台、テレビ、映画へと幅広く展開されている。2021年に文学と慈善活動への貢献が評価され、大英帝国勲章(CBE)を授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ryo0809
2
16世紀のイングランド、ヘンリー8世の宮廷世界を生々しく描いた歴史小説。どこの世でもそうなのだろうが、権力闘争と後継ぎ問題で右往左往するさまがよく描かれている。中世英国では、カトリック、プロテスタントに加え、英国国教会なども登場するので、宗教絡みの闘争もいっそう激しい。それにしても宮廷恋愛や槍試合など、暗愚な王を慰めるためだけのイベントを次々に準備しなければならなかった宮廷人たちは、さぞや大変であっただろう。上巻だけでも波乱に富んだ数年間があり、一難去った感はあるが下巻はどうなっていくのだろう。2025/12/26




