出版社内容情報
小さなころからずっと大事にしていたぬいぐるみ、会えなくなった友だちに見せたかった雪だるま……忘れたくても忘れられない大切なもの、思い出といっしょに、魔法でお預かりします。「銭天堂」「もののけ屋」シリーズの作者がおくる、心あたたまる物語。既3巻
内容説明
子どものころから大事にしていたぬいぐるみ、大好きな人からもらった写真、大切な友だちに見せたかった雪だるま。忘れたくても忘れられない大切なもの、思い出と一緒に、魔法でお預かりします―。
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
神奈川県生まれ。『水妖の森』でジュニア冒険小説大賞受賞、「あぐりこ」で児童文学ファンタジー大賞奨励賞を受賞
佐竹美保[サタケミホ]
挿絵画家。SF、ファンタジーなどの分野で多くの作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kou
184
短編で読みやすかった。ハッピーエンドだけじゃなく不幸な終わり方の話しもあったのには驚いた。てっきり改心するとおもってたのに・・・(汗)。それにしても、カラシは容姿も口調も反則級の可愛さだと思う!!2020/02/28
メリー
131
『十年屋』読み終わって『あぐりこ』と同じ作家さんと気がついた。魔法使いともふもふの可愛いのカラシ執事。こんな児童書の魔法ファンタジーも素敵で、読メさんのお陰で読む事が出来ます。楽しい本は幾つになっても楽しく読め、幸せです。 どのストーリーも、胸のすくエンドになって居て、読んでいても後味抜群なのです。我が家にも、カラシ君が遊びに来て欲しいなのです。2019/02/04
岡部敬史/おかべたかし
123
なかなか本を好きになってくれなかった小学三年の娘が「これ面白い!」夢中になって読んで、その続編も手にしてくれた。嬉しいなー^^ これで自分は本が好きって思ってくれることでしょう。お父さんは実に嬉しいです。2020/03/17
KAZOO
119
「銭天堂」シリーズの作家さんによるもう少し高い年齢向けのほろっとさせてくる話があります。ただ理不尽な依頼には結構厳しく対応します。時間は短いものから結構長い期間のものがあったりしますが魔法使いとネコは年をとりません。最後に新主人公が出てきて期待を持たせてくれます。2021/07/14
舟江
109
10年で価値の変わるもの、変わらないもの。数ヶ月で考えそのものが変わってしまうもの。価値観が変わる瞬間は結構面白い。2020/09/08