内容説明
『聖アレクシス伝』『狐物語』からアニー・エルノーまで新たな角度から提示されるわくわくするフランス文学講義!レーモン・クノーやジョルジュ・ペレックらによる前衛的な実験文学集団「ウリポ」。言語に秘められた潜在的可能性を追求した彼らの営為を研究してきた著者が、「ウリポ」の視点からフランス文学史を新たに捉え直す。古典から現代作品まで25の名作でたどるフランス文学案内。
目次
フランス文学との出会い
フランス文学史(中世;十六世紀;十七世紀;十八世紀;十九世紀 ほか)
著者等紹介
塩塚秀一郎[シオツカシュウイチロウ]
1970年、福岡県北九州市生まれ。専門は近現代フランス文学。東京大学教養学部(フランスの文化と社会)卒業。同大学院人文科学研究科修士課程(仏語仏文学専攻)修了、パリ第3大学博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。訳書にクノー『リモンの子供たち』(日仏翻訳文学賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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