出版社内容情報
わかりあえないから、わかちあう
「この世界はすべてが舞台。人はみな役者にすぎない。」―――ウィリアム・シェイクスピア
陽太と村岡の紡ぐ初舞台の幕が上がる。
生徒たちは、教室という名の劇場に入り、観客となる。
彼らが教室を出る時、世界は僅かでも変わったか?
どうだろう。
だけど一人の青年の、運命は少し変わったみたいだ。
【編集担当からのおすすめ情報】
『ちはやふる』末次由紀氏、TOMOO氏、絶賛!!
懸命。命を懸けてる。読むとしんどくて逃げたくなるけど、私にも変えたい世界があることを思い知らされる。
――末次由紀
すごい密度と圧力で、台詞が、動作が、眼差しが、劇空間ごとこちらに突き出してくる…!
そして「お前の中にある願いは?衝動、能動、想像力は?」と引っ張り出されます。
諦めや恥ずかしいを超えて、わからないも連れて、誰かと、世界と、ぶつかり合うその先に賭けたい。
陽太たちに本心を貫いてほしいし、これからも見続けたいです。こんな演劇漫画にいまリアルタイムで出会えていること、自分にとっては現代にも、いや現代にこそヒーローがいてくれるのかも…!という喜びと同じです。
――TOMOO
【目次】