たべるのがおそい 〈vol.5(Spring 20〉 - 文学ムック 特集:ないものへのメール

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  • サイズ A5判/ページ数 169p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784863853072
  • NDC分類 905
  • Cコード C0495

出版社内容情報

Vol.52018年4月刊行
掲載内容■巻頭エッセイ  
 酉島伝法

■特集:ないものへのメール
 大前粟生 黒史郎 柴田元幸 蜂飼耳

創作  
 今村夏子 大田陵史 岸本佐知子 齋藤優 澤西祐典 米澤穂信

■短歌  
 内山晶太 小原奈実 仲田有里 フラワーしげる

■エッセイ  
 石井千湖 北原尚彦

■翻訳  
 ツェワン・ナムジャ
  星泉 訳
 エリザベス・ボウエン
  西崎憲 訳
編集 西崎憲
表紙デザイン 片岡好
発行 年2回 4月・10月刊行予定

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

118
「食べるのがおそい」話は、特になかった。なんとはなしにふわふわしている、短編、詩、和歌、メールなどが並ぶ。印象的だったのは2つ『ある夏の思い出』今村夏子 と『雨とカラス』澤西裕典。最初の話は、地面を腹ばいになったり捨てられた物を食べるということへの不快感が付きまとい、終始少しの嘔吐感を憶えたまま読み終える。「雨とカラス」は、無人島での狂気に毒が溢れていて楽しみな不穏さをかかえて読んだのに、あれで終わらせるのにはがっかりした。というか、なぜそうなるのかよく理解出来なかったというのが正直なところ。2018/07/19

HANA

54
文学ムック五冊目。相変わらずピンポイントで気になる作家を掲載している。今回は今村夏子や岸本佐知子、米澤穂信と黒史郎、北原尚彦とお目当てが盛り沢山。今村夏子はもやもやする作風は健在ながら、今までより現実から離れた部分が多く見られてこちらの方が好み。岸本佐知子は相変わらず随筆と創作のあわいを超えた面白さがあるし、米澤穂信は事件の背後にある得体の知れなさがとても怖い作品。随筆も面白く読めた。あと本巻は今村夏子の他にも「ごみ」や「雨とカラス」など、心にささくれを残すような作品が多いのが個人的には気に入りました。2018/07/27

ポテチ

27
「ある夜の思い出」今村夏子、「ないものへのメール」大前粟生、黒史郎が面白かった。フラワーしげるの「ウインクができなくて両面をつぶってしまう女の子しか入れないんだここ」がかわいかった。そもそもこの雑誌のタイトルが風変わりでかわいい。たべるのがおそい。2021/01/03

阿部義彦

22
待ちに待った「たべおそ5号」です。今回は翻訳者兼不思議不気味エッセイストの岸本佐知子さんの創作「天井の虹」が面白かったです。また今村夏子さんの「ある夜の思い出」今回は自覚的にシュールですね。私は果たして一瞬猫ちゃんになったのか?なんとも不可思議ですが癖になりそう。そして酉島伝法さんは今回は正攻法のエッセイですね。普通の文章で、皆勤の徒で読解力が足らずに頭がパンク仕掛けた私とすれば拍子抜け?でも良かったです。そうして澤西祐典さんの「雨とカラス」一番引き込まれました。皮肉な結末ですね。日本の空気怖いわー!2018/04/30

メルキド出版

18
大田陵史「地下鉄クエスト」若いころ大友克洋の漫画を読んだ世代が中年になって、冒険とロマンを少し体験するアプローチが、とてもセンス良く描かれている。2018/08/01

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