昏睡Days

個数:
  • ポイントキャンペーン

昏睡Days

  • 有田 直子【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 書肆侃侃房(2009/10発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 75pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月17日 07時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863850101
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

昏睡の世界はピンク色だった。大学4年生の時、くも膜下出血で意識不明になった著者が意識を取り戻したのち、語ったこと。意識のない世界は、真っ暗闇ではなく、春のような、穏やかで、暖かい世界だった。くも膜下出血で倒れ、意識のない世界では、いつもどおりの時間が流れていた。現実世界では、緊急手術が行われ、死んでしまうかもしれない、植物人間になるかもしれないと、両親は不安な日々を過ごす。昏睡から目覚め、社会生活に復帰したいま、同じように目を覚まさない家族や恋人、友人を持つ人々に、その世界は真っ暗闇ではなく、現実世界と同じような日々の暮らしが続いているのかもしれないと、伝えたい…。昏睡状態での意識のない日々を中心に、その後の出来事を書き下ろした一作。

目次

1章 昏睡DAYS
2章 RE BIRTH
3章 NEW DAYS

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エディン

5
「困った人」を読んだ後、司書の先生に薦めていただいた本。くも膜下で入院されている方をお見舞いに行くことがある。行くたびに、どのように声をかけていいものかと、悩んでしまう。「意識のない世界は、決して暗く、辛い世界ではないことを、思い出してください。」という有田さんの言葉がヒントになる。ただあまりにも不思議な体験なので、分からない部分も多い。有田さんは福岡在住なので、直接お話を聞く機会があればなあと思う。2013/02/07

みきすけぶんぶん

4
昏睡中も、いつもと同じような日々をご機嫌よく過ごしていた…そのつもりだった。ということにまずすごく興味を持った。この昏睡中の不思議。こうやって脳は辻褄を合わせるのかもしれないが、でもそれだけでは説明できない何かを感じた。 著者の生きるちからや周りのささえる気持ちはほんとに尊い。そして、お母様の手記には心を打たれた。生きていてほしい、でも、後遺症が残るこれからの生活を考えると…。そういう人を自然に支えられる社会でなくては。そう思った。2014/09/14

ゆうゆう

4
父の病気を機にくも膜下出血に関する本を探していて出合った。両親の落胆ぶりと本人の積極性が対極で描かれているのが印象的。障害が残る本人もつらいが、介護する側はどのように接したらいいのか?どのように支えていけばよいのか?生きる目標を見つけていけばいいのか?今もそのあたりは迷っているけれど、病気をした当人の苦しさ、悩みは前よりも理解できるようになった。ひとつずつを一緒に乗り越えていきたい。2011/12/26

ココアにんにく

3
意識不明で反応がなくてもちゃんと伝わっているのですね。私は見舞う側で伝わっていると思っていました。ICUに何度も入って手を握って話かけて…本書をよんで確信しました。有田さんありがとうございます。上下二段に分かれた構成がすごくリアル。後半になるごとに上段の文字が増えていくうれしさ。有田さんの前向き姿勢や感謝の気持ちが家族や医療関係者も巻きこんでいくように思えました。PTさんが積極的にかかわりたくなる気持ちわかります。「捨てる」と「成し遂げる」との関係って著者の生き方そのものですね。『晴れのち』も読みます!2016/08/19

わたし

3
私と同い年(当時)という事もあって、自分の事のように読んだ。読みながら思ったのは「怖い」。突然今までの日常が一変してしまう恐怖を感じながら読み進めた。意識不明だった時の夢の話がもっとあるのかと思っていたらそんな事はなく、そこを気になって読んだのでもっと深い話が知りたいなと思った。晴れのちくも膜下で書かれているのだろうか?ちょっと探してみようと思う。作者は意欲的に今後も生きていこうとされているが、私の身に起こった時、同じように考えられる気がしない。彼女はすごいと思う。2013/04/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/290434
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品