内容説明
社会で成功するためにはIQでなく、EQだ。人の真の能力はIQではわからない。全米で36週間連続ベストセラー。教育、家庭、仕事の常識をくつがえす画期的な本。
目次
第1部 情動の脳
第2部 EQ―こころの知能指数
第3部 EQ応用編
第4部 EQは教育できる
第5部 情動の知性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Take@磨穿鉄靴
51
EQ ( 心の知能指数)とは自分や他人の感情を理解し、自分の感情をコントロールする能力。言い換えれば「人格」か。7つの習慣のコヴィー氏ならそう表現するのかな。この能力を高めると◎社内外を問わず人間関係が良好になる。◎感情をコントロールすることで仕事のパフォーマンスが向上する。ざっくりと骨組みだけを言えばそんな感じかな。いくつもの事例を挙げている分、量が増えるがその分内容の信憑性は増す。5つのミックスモデルから自分に足りない項目を把握しそれを行動を実行出来たら読んだ価値はある。なら実行しよう。★★★☆☆2021/03/03
momogaga
43
積ん読解消。1996年購入。ベストセラーはすぐ手に取ります。当たり外れが多いけどこれは当たりですね。気質は変えられるの章は再読します。 2020/04/12
だてこ
19
EQ(Emotional Intelligence Quotient=こころの知能指数)がいかに人生への影響が大きいかについて語っている本。とても勉強になったし納得感もあったけど、EQがどれだけ大切かの事例とEQを高めるには子供の頃の教育が大切だということだけで、すでに大人になってしまった私なんかはどうしたらいいか分からないところがちと不完全燃焼でした。2023/02/04
ざっく
17
ボリュームがあったが、わかりやすい言葉で書かれていた。20年以上前の本だが、内容は新しく感じた。認知科学とかにも通ずる話なのかな。感情を認知、コントロールし前向きに生きる能力、ちょっと前に流行ったGRIDの能力、努力を超え夢中の状態に持っていくことの大事さを、頭の良さ(IQ)と対比しながら語る。幼少期にEQを伸ばす教育について書かれていたのが面白かった。親、教師は子供に対して、過保護になりすぎてもE、放任でもEQは伸び悩むなど、難しいバランス感覚を求められている。まずは、自分のEQに注目するところからか。2021/05/13
nichepale
15
30年くらい前に書かれた本。再読。「これからの時代はIQだけではなくEQが大切」という主旨だが、この30年でEQは当たり前になり、一周回って今はまたIQが問われる時代になっているような気もする。個人的には「EQ応用編:結婚生活の愛憎」という章が面白かった。これはそのまま職場の人間関係にも使えるし、男女差というものを久しぶりに考える機会になった。確かに〜と思うことも多い。しかし、海外のビジネス書はどうしてこうも長いのか。同じ内容が1/4くらいの分量で書けるような気がする。バイネームのしつこい例も要らない。2024/02/12