内容説明
わたる君の命を私にください!それは、残された最後の可能性「臍帯血移植」に挑む主治医の覚悟の言葉だった!希少な小児がんLCHと闘った青年の奇跡の物語。
目次
第1章 僕は、奇跡の子~LCHとの闘いが始まった
第2章 LCHが全身へ~僕の症例は特異なものだった!!~
第3章 小学校から中学校~見守られていた子ども時代~
第4章 高校から大学~独り立ちのとき~
第5章 病歴を伝える難しさ~社会に出るということ~
第6章 一歩踏み出して広がった世界~生かされた意味~
著者等紹介
福岡渉[フクオカワタル]
1994年、大阪府大阪市出身。「たんこぶ」をきっかけに、2歳でランゲルハンス細胞組織球症(LCH)と診断される。通常の化学療法で寛解するが、再発と入退院を繰り返す。8歳のとき、水頭症で入院。そこで巨大な髄膜腫瘤が見つかる。この腫瘤は化学療法も放射線治療も効かず、全身に広がったため、10歳で臍帯血移植を受ける。この移植が功を奏し、一命を取り留める。その後は再発もなく、今は元気に社会人生活を送っている。自分の経験を知ってもらうことで、病気と闘っている人やその家族を元気づけたいと、患者会や小児がん経験者の会の活動に積極的に参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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