内容説明
“公共”とは、どういうことか。2050年のわたしたちは、どんな形で“公共”を実現するか。“商業”“居住”に続いて“公共”を課題とし、京都建築スクール第2フェーズ、3カ年のテーマ「リビングシティを構想せよ」が、ここに完結。
目次
京都建築スクール2015 リビングシティを構想せよ「公共の場の再編」(借りて嗜む都市のかたち;UMEDA PLAGIOTROPIC PASSAGE 斜行する空中インフラ;工・園―Industrial Farm 東大阪市高井田地区における「道」を介した中小工業集積地将来構想;重奏する都市 式年遷宮と共に歩む;タカラヅカ・リヴァイヴァル これまでも、これからも、“宝塚らしさ”を;都市のカンバス;Public Seeds)
公共性をもった環境の未来
長期計画は来るべき未来への準備である
公益事業からみる都市の未来
景観と公共性
都市はいかに変容するのか―「共界」としての「公共=私共」
都市への“責任=応答可能性”
公共の場を再生する
ヒューリックと公共の場の再編―PPP事業への取り組み
もうひとつの京都建築スクール
都市デザインを教育することとは