内容説明
子ども中心の問題解決型アプローチ。大人が子どもに教えるのではなく、子どもが積極的に参加し、子どもの視点が尊重され、子どもの目標が最優先。日本初のCO‐OPアプローチ入門書!子どもの「できた!」をかなえる。子どもが選んだ目標からはじまり子ども自身で解決法を発見し、スキルを身につけていくアプローチ。
目次
1 CO‐OPストーリー(子どもが選んだ目標「○○したいからはじめよう!」;ダイナミック遂行分析「できない原因を考える!」 ほか)
2 CO‐OPの道具箱(CO‐OPの4つの目的;CO‐OPの7つの特徴)
3 CO‐OP Q&A(CO‐OP開発の経緯は?;どんな子どもが対象なの? ほか)
4 CO‐OPケーススタディ(自転車に乗れる1年生になりたい!;化粧ができる女性になりたい! ほか)
5 CO‐OP作戦図鑑(カラダの位置づけ;実行への注意 ほか)
著者等紹介
塩津裕康[シオズヒロヤス]
中部大学生命健康科学部作業療法学科助教。1985年三重県生まれ。2008年に作業療法士免許取得後、2015年に川崎医療福祉大学大学院医療技術学研究科にて博士(リハビリテーション学)を取得。2020年にInternational Cognitive Approaches Network(ICAN)から認定を受け、日本人初の認定CO‐OPセラピストとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tuna
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作業療法からのアプローチだけど、作業療法士以外にもやさしく開いてくれている印象があって、やってみたくなる。2025/03/04
ひぐち
0
指導する上で必要な内容が書かれていたので、 特に珍しい内容ではなかったかな。2022/12/31
どっち
0
伸び悩む子どもへのアプローチが知りたくて図書館に新刊リクエスト。子ども中心の哲学(大人が子どもに教えるのではなく、子どもが積極的に学習機会に参加し、子どもの視点が尊重され、子どもの目標が最優先される)、また、子どもの成長にとって「いい大人なれるか」が重要、と。具体的な内容も多く、専門的で一般家庭が取り入れるのは難しそうだが、スタンスに触れるのは意味があったと思う。時間をどれだけ割けるか、外注するならどこか、親が出来ることは…?と、つらつら考えた。2021/12/22