内容説明
あの時は、ことばにしなかったけれど―「話せる場」ができたとき14人の青年が語り出す。これまでの自分とこれからの自分。兄弟姉妹や親へのさまざまな思い。
目次
第1章 日本福祉大学で“きょうだい”の取り組みができるまで
第2章 きょうだいの思い―きょうだいの会の学生と卒業生から(幼稚園のお迎え;しょうがいってなあに?;ほろ苦い入学式の思い出 ほか)
第3章 きょうだいの思いときょうだい支援
著者等紹介
近藤直子[コンドウナオコ]
日本福祉大学子ども発達学部教授
田倉さやか[タクラサヤカ]
元日本福祉大学社会福祉学部(障害学生支援センター)助教。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あお
3
バス停が出来た話、じーんときた。2015/12/21
tomomi
1
☆☆☆2021/02/21
ビワコ
1
ある一定の葛藤のようなものを一つ乗り越えた段階にいる方の話。なおかつ『福祉』の世界に歩まれているという意味では、ある程度の理解があったり前向きな心境にあられたりしている方の話でもある。もちろん、そこに至るまでの様々な思いも書かれているので、いろんなことを考えながら読むことができた。一気に読めた。が、しいて言うなら、今、葛藤段階にいる人が参考になる部分がもう少しあると、ありがたいなと思う。2016/11/05
おちおち
1
とても良かった。自分が年を取っていくなかで兄弟姉妹の面倒をみることへの覚悟は、親の介護とは全然違う気がする。私自身つまらないことで不満や不安を重ねていることが恥ずかしくなった。行政の支援も重要だけど、やっぱり基本的には世間のみんなの理解が大切であり、無知であること、見ないふりをすることは絶対にしたくない。2016/01/06
風船
1
興味深く読む。 難しいな。 障害をもつ子どもを育てる中での親の混乱する気持ち、とてもよくわかる。毎日の生活の中で、つい理解力のある方に頼ってしまうことも。 けど、圧さない兄弟にそこまで理解してもらうのは、無理な話。節目節目で、向かい合いあうことができれば、親の苦悩も含めてわかりあえる。曲がらない子が育つのか? でも、それじゃ、兄弟がやっぱり大変すぎる。 やっぱり子ども時代は、わがままを保証されなきゃ。 でも、現実は変わらない訳だから、何事も楽しく受け止める力を誰もがもつのが大事なんだな。 また、回りもどう2015/10/28
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