内容説明
「もの忘れクリニックに続く道」では、認知症患者さんと家族を支える六つの力について、「認知症患者さんと家族への支援基地としてのクリニック」では、外来診療、軽度認知症外来リハビリ、家族支援、相談活動、地域連携の順に、「もの忘れカフェという名の認知症ケア」では、若年認知症デイケア、決められたプログラムをなくした認知症専用デイサービス、もの忘れカフェの順に、それぞれ紹介した後で、認知症ケアについて若干の論考を試みた。
目次
もの忘れクリニックに続く道―認知症患者さんと家族を支える六つの力
認知症患者さんと家族への支援基地としてのクリニック―認知症患者さんの声が届く場所、介護する家族の思いがかなう場所(診療部門;相談部門;連携部門)
もの忘れカフェという名の認知症ケア―“自分でできて、仲間がいて、社会とつながっている”(介護部門)
著者等紹介
藤本直規[フジモトナオキ]
1952年岡山県生まれ。1978年京都大学医学部医学科卒業。医療法人藤本クリニック理事長・院長。1990年に滋賀県立成人病センターに開設した「もの忘れ外来」で、看護師、心理士、医療ソーシャルワーカー、作業療法士などとチーム医療を開始。1999年4月から、もの忘れクリニック(藤本クリニック)を開設し現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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