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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
29square
9
偶然、古書店で見つけて。ポール-オースター特集号、巻頭から柴田元幸さんとの対談。以前参加した読書会でオースターの「幽霊たち」は安部公房の「燃えつきた地図」ぽいという話題になったが、オースターが大学時代に影響を受けた本として挙げられていた。別のインタビューでは本人はホーソーンの影響を大きく受けたとのことだが、果たして彼の言う"観念"とは何なのだろうか?2024/10/19
NагΑ Насy
6
ふと本棚から取り出してめくってみる。スウィフトの社会風刺の短編を読む。官僚の行政レポートのような文体で、まったく冷静に残酷な内容が記されていてこころ掻き毟られる。ただ、残酷さが明らかなだけ救いがあって、社会ではほとんど同じようなことをもっと洗練された仕方でやっていて、スウィフトはそのカヴァーを見事に開いて社会のエグさをはっきり見せる。読んだあとぼーっと表紙を眺めていると2011年の春号で、表紙のデザインはタイプライターだったんだ、顔と万年筆。あんまりしっかりと表紙をみていなかったなと気づく。2013/11/11
けいと
6
ポール・オースターのインタビュー良かった。「小説はこの世界で唯一、見知らぬ二人が絶対的な親密さのうちに出会える場だからです。読者と作者は協力して本を作るんです。」という言葉に一読者として感激しました。『ダンボ』の深層、小澤征爾さんと村上春樹さんのの対談。今回は本当によかったです。次回号も楽しみ♪2011/06/12
カンジパパ
4
オースター特集ごちそうさまでした。未訳5作の書き出し集、これから刊行されるのが楽しみ。ハルキ訳のジャンキー小説がすばらしかった。2011/06/14
marco
3
本号に掲載された、柴田元幸先生によるオースターの近刊4冊の書き出し訳。すべて原書で読んでいるが、味わいが全然違う(汗)。柴田先生の翻訳ブラボー!2011/04/30