内容説明
辺境の海を駆け巡った無黒の「海人」たちへの挽歌。九州西北海域に海人の系譜(白水郎‐海夫‐家船)を探り、「海女語り」を通して、その漂泊移動の日々をたどる。
目次
第1部 西彼杵半島・瀬戸の家船(最後の家船系漁師たち;西海海人の系譜をたどる;石鍋と南島をつなぐもの)
第2部 対馬・曲の海女(海女―海底労働の世界;漂泊・移動の日々;歴史と伝承の曲海女)
著者等紹介
東靖晋[アズマヤスユキ]
1946年兵庫県淡路島生まれ。中央大学法学部卒業。68年毎日新聞社入社。福岡を中心に、長らく学芸記者をつとめる。熊本支局長、編集委員などを経て、2006年定年退職。著書に『家族の数だけ歴史がある・日向市史別編』(共著、日向市、宮日出版文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件