内容説明
国破れて新聞あり。GHQの占領下、温泉観光都市・別府で検閲を受けながらも発行された52種類の新聞が、収蔵されていたプランゲ文庫から甦る。その活字の向こうに地方の名もなき人々の声が聞こえる。
目次
1 占領下の新聞は語る(引揚・住宅難・闇市;複雑怪奇、泉都はいつも起きている;民主日本への歩み;商都として;占領期のブログ)
2 占領下の新聞紙面に見る世相(昭和二十一年;昭和二十二年;昭和二十三年;昭和二十四年)
著者等紹介
白土康代[シラツチヤスヨ]
昭和22年、大分県別府市生まれ。九州大学大学院文学研究科博士課程満期退学(フランス文学専攻)。大学非常勤講師、日本文理大学(平成24年退職)をへて、現在「大分プランゲ文庫の会」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- ポスト資本主義の欲望