豚の耳から離婚慰謝料まで値段でわかる沖縄庶民ライフ

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784863201132
  • NDC分類 291.99
  • Cコード C0026

内容説明

驚愕と爆笑の世界へようこそ。沖縄は魔界、じゃない、異界です。住んでみるとそれを実感します。値段の面から斬り込んで、異界の一端を明らかにし、笑い飛ばしてしまおうというのが、この本の目的です。

目次

第1章 正体確認も含めて食材編―食べ物が口に合うかを考える前に口を食べ物に合わせよう。
第2章 食堂へどうぞ外メシ編―料理はもちろん文化であるがお笑いネタの宝庫でもある。
第3章 お飲物はいかがですか編―島独特の液体は人を元気にもするしアル中にもする。
第4章 お住まいはありますか編―住所不定からあの世の住居まで少し幅を広げて不動産考。
第5章 南国暮らしの装い編―島の空気を着る感覚でいいというがそれではマッパだろう。
第6章 笑ってナンボの暮らし編―それでも本人たちは一生懸命なウチナーンチュの日常生活。
第7章 乗り物依存症の島で動く編―タバコ自販機へクルマ、コンビニへタクシー、歩かない文化。
第8章 月収はおいくらですか編―働いてみれば楽園なんて勘違いだと一瞬でわかるはず。
第9章 癒されながら学ぶ編―伝統文化を学んでも若い女の子は落ちないがオバァにはモテる。
第10章 仕事より遊びが優先編―プレイは陸海空の3次元だが年金ママの人生も入れると4次元。

著者等紹介

吉田直人[ヨシダナオヒト]
1962年11月、沖縄県今帰仁村生まれ。15歳で本島北部の故郷を離れて那覇に住んだため、脱北者といわれることもある。20代のころは横浜に住み、東京都内の大学を卒業後、同じく都内の出版社に勤務する。1994年、沖縄に戻り、執筆活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T K

20
金銭感覚を身につけギャップを無くそう!トレーラーハウス、県民取得、最低賃金、もあい、離婚慰謝料、季節月給、民宿ヘルパー日給が気になる。2016/04/23

梟をめぐる読書

6
そばの価格から結婚式のお祝儀まで、沖縄社会の「常識」が値段から見えてくる。提示されている金額は必ずしも厳密な統計価格ではなく、首を傾げたくなってしまう部分もあるのだが、本島北部出身で長年沖縄で暮らしてきたという著者の「庶民感覚」に間違いはないだろう。親戚に子供が多すぎるのでお年玉は1000円から、とか。それにしてもジンベイザメまでいる美ら海水族館の入場料1800円を「高い」と断じ30分ほどのグラスボート体験1400円を「ノスタルジーがある」と歓迎する県民性はよくわからない。2013/10/20

Machida Hiroshi

4
本書は、たぶん沖縄依存症のナイチャー向けに書かれています。食材、食堂、飲み物、住宅、衣料、習慣、交通、仕事、芸能など、沖縄独特の約200アイテムを、その価格を通じて面白おかしく解説しています。所得が低く、結婚率が高く、出産率が高く、離婚率も高く、お金はないけど何だか楽しく暮らしている。そんなイメージを助長するかのような書き方ですが、実際そうなのかもしれないし、あるいは実は悲惨な現状を笑い飛ばしてしまおうとしているのかもしれません。こればかりは、きっと最終的には自分で住んで体験しないと分からないのでしょう。2016/05/19

1018

1
沖縄の様々な相場がわかる。少し前の本だったので現在の物価と多少ズレあり。2015/11/23

1
著者はどの項目でも最後にオチをつけるのと言う命題を自分に課したそうだが、そのオチが自分が未成年の時に飲酒や喫煙をしていたと言う痛い武勇伝につながっているものが数ヶ所あって、紙媒体として出版するものとしてこれはどうなの、と思った。せっかくウチナー独特の視点もあって面白く読めるところもあったのに残念。2011/10/06

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