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出版社内容情報
定期的に来る回顧ブームや、低成長時代の反動もあいまってか、いままた「昭和」「レトロ」が高い人気を得ている。全国の各地にレトロな暮らしを再現する博物館があり、博物館では昭和の生活を回顧する企画展が開催されている。なかでも当時の家電は「レトロ家電」「昭和家電」などとよばれ、シンプルさや高いデザイン性、ユニークなかわいらしさから、若年層にも人気が高い。
家電製品が日常的に使用されるようになったのは戦後、昭和20年代からで、高度経済成長の波に乗り、昭和40年代までの約30年で大きな進歩を遂げた。この本は身近な家電製品がどのように登場し、発展して、庶民生活の中で親しまれてきたかを、町田忍氏が所蔵する実物や貴重な広告・カタログ等の膨大な資料を探索しつつ、時代背景や関連エピソードなども多数掲載しながら、興味深く説き明かしてゆく。
内容説明
あの頃、新発売のたびにワクワクしていた。テレビからゆで卵器まで昭和レトロな家電約300点が登場。
目次
第1章 テレビ(テレビ放送開始―戦後8年で、テレビというニューメディアが登場;民放登場―東京から各地へ。続々と誕生したテレビの民放各局 ほか)
第2章 懐かしの番組(クイズ番組―夕食後、一家で楽しんだクイズ番組;国内娯楽・文化番組―テレビのあるお茶の間には、歌が流れ、笑いがはじけた ほか)
第3章 白物家電(洗濯機の原理―撹拌、噴流、渦巻、ドラム…洗濯機はどうやって洗濯してる?;洗濯機で文化的生活へ―電気になる前の洗濯はキツイ仕事だった ほか)
第4章 キッチン家電(台所の「システム化」―「台所」から「キッチン」へ、システムキッチンの普及;電気炊飯器とジャー―電気でご飯をおいしく炊く、おいしいまま保存する ほか)
著者等紹介
町田忍[マチダシノブ]
昭和25年(1950)東京生まれ。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代にヨーロッパを一人旅。その後、警視庁警察官を経て、江戸から戦後にかけての庶民文化・風俗を研究し、庶民文化研究所を設立。執筆活動のほか、コメンテーター、コラムニスト、テレビ・映画・ラジオ出演、ドラマの時代考証など多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kinkin
うー(今年も遅くなります)
スプリント
Gamemaker_K
hitotak