出版社内容情報
教科書から「聖徳太子」の呼称が消えて久しいが、厩戸王こと聖徳太子は、摂政として天皇を補佐し、十七条憲法の制定、遣隋使派遣など、大陸文化の積極的な受容に努め、国家の体制づくりに尽力したことで知られる。教科書が描き、一般的にイメージされる太子像は、仏教を重んじた辣腕の政治家であり、古代史のカリスマであろう。だが、『日本書紀』などが「聖者」として太子を礼賛する一方で、太子にまつわる謎・不明な点は多い。いかにして聖徳太子は「聖者」(カリスマ)となり得たのか? 日本書紀を精読し、あえて書紀が描かなった部分を、各地の太子の足跡・伝承からも補足しながら、古代史の第一人者が謎解き風に真実に迫る歴史教養本。
内容説明
古代史のカリスマとして礼賛されるも謎や不明な点が数多い聖徳太子。いかにしてカリスマとなり得たのか?なぜ天皇に即位しなかったのか?アメタリシヒコは太子のことなのか?御遠忌1400年を迎えるいま、太子の足跡をたどりながら謎解き風に迫る。
目次
第1章 聖徳太子の生涯をたどる
第2章 斑鳩と法隆寺の謎
第3章 聖徳太子ゆかりの古寺と史蹟
第4章 聖徳太子伝説の謎
著者等紹介
瀧音能之[タキオトヨシユキ]
1953年生まれ、駒澤大学文学部歴史学科教授。研究テーマは日本古代史。特に『風土記』を基本史料とした地域史の研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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