怪異の民俗学<br> 異人・生贄 (新装復刻版)

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怪異の民俗学
異人・生贄 (新装復刻版)

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  • サイズ 46判/ページ数 395p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309618173
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0339

出版社内容情報

民俗学の古典のみならず幅広い分野から重要論考を集成、日本の怪異・妖怪文化の多様さ・奥深さを明らかにした画期的シリーズを新装復刊。共同体の外部と暗部を浮き彫りにする第7巻。

著者情報
1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は文化人類学、民俗学。『妖怪文化入門』『妖怪学新考』『異界と日本人』『聖地と日本人』など著書多数。

内容説明

共同体の“外部”はいかにつくられるか?民俗学の古典のみならず幅広い分野から重要論考を精選、日本文化の多様さ・奥深さを知るテーマ別アンソロジー。

目次

1 生贄の民俗学(人柱と松浦佐用媛(柳田國男)
八岐の大蛇(抄)(肥後和男)
献身のフォルク(宮田登)
イケニヘについて―神話と象徴(西郷信綱)
人柱と築堤工法(若尾五雄)
人身御供譚への序章(赤坂憲雄)
イケニエ譚の発生―縄文と弥生のはざまに(三浦佑之)
イケニエ祭祀の起源―供犠論の日本的展開のために(中村生雄))
2 異人の民俗学(遍路や六部などの持ち金を盗んだ家筋の話(桂井和雄)
よそ者・来訪者の観念(吉田禎吾)
異人殺しのフォークロア―その構造と変容(小松和彦)
異人殺し伝承の創造―若者たちの語る怪談と「こんな晩」(常光徹)
「家」の盛衰―「異人殺し」のフォークロア(矢野敬一))

著者等紹介

小松和彦[コマツカズヒコ]
1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は文化人類学、民俗学。長年、日本の怪異・妖怪文化研究を牽引してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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佐倉

15
生贄側の話では『人柱と築堤工法』若尾五雄が面白かった。松浦佐用媛や長柄橋の人柱伝説に基づいて、土木工事について伝える古文書の中にはマツラや鶴市といった名前、背子や袴継ぎといった言葉が技術の名前として記録されていることを指摘する。工事をする人間にとっては技術でも理解の外にある側からは呪術として処理される……という構図は金持ちを異人殺しや憑き物で説明する論理と共通するものがあるのではないか。人柱のすべてがこれで説明できるわけでは無いだろうが、考え方として非常に興味深いものがあった。2024/04/29

らむだ

2
Ⅰ生贄の民俗学では、松浦佐用姫・奇稲田姫命や築堤・祭祀の際に犠牲になった生贄に焦点を当て人身御供や人柱にの歴史を辿る。Ⅱ異人の民俗学では、主に異人殺しの説話から日本における異人のイメージに迫る。2023/08/12

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