ヘーゲル全集〈第15巻〉自筆講義録〈1〉

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ヘーゲル全集〈第15巻〉自筆講義録〈1〉

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  • サイズ キク判/ページ数 648p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784862853196
  • NDC分類 134.4
  • Cコード C3310

内容説明

批判的校訂によるアカデミー版の成果を踏まえ、日本語版独自の編集により訳出、解説と詳細な注は新たなヘーゲル研究の基盤と最新のヘーゲル像を提供し、従来の関連作品を一新する待望の本格的全集である。『宗教哲学(講義)』として読まれてきたテクストは、ヘーゲルの死後、全四回に渡る「宗教哲学」講義を弟子たちの手によって恣意的に編集、一冊の書物となったものであり、講義の実像を伝えるものではなかった。本巻には、神の知的理解を目指し、四年度に渡ってベルリン大学で行われた「宗教哲学」講義(1821、24、27、31年)のうち、唯一現存する1821年の自筆原稿を収録する。自筆原稿は単語の羅列など断片的で、読解の難しい箇所が多く、それらには言葉を補い、文脈を取れるように配慮し、自筆原稿へのヘーゲルの欄外書き込みも注で示す。さらに1821年原稿の「梗概」、他年度講義との変更に関する「解説」なども充実している。これまでの「体系家ヘーゲル」という像から変貌し続ける「未完の哲学者」という新たなヘーゲル像を知るうえで格好の一書である。本邦初訳。

目次

宗教哲学講義(1821年)自筆原稿
第1部 宗教の概念
第2部 規定された宗教(有限な宗教)
第3部 完成された宗教あるいは啓示宗教
補遺 宗教哲学に関する紙片
解説(「宗教哲学講義(1821年)自筆原稿」梗概
「宗教哲学」資料の再構成
テキストの成立経緯
テキストの伝承資料
散逸資料報告)

著者等紹介

小林亜津子[コバヤシアツコ]
京都大学大学院文学研究科博士課程修了、北里大学一般教育部教授、博士(文学)

山口誠一[ヤマグチセイイチ]
東京大学文学部哲学科を経て東京都立大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学、法政大学文学部教授(哲学)、Jahrbuch f¨ur Hegelforschung国際顧問

下田和宣[シモダカズノブ]
京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学、京都大学等非常勤講師、博士(文学)

鈴木覚[スズキサトル]
筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科倫理学専攻中退、長岡工業高等専門学校一般教育科教授

嶺岸佑亮[ミネギシユウスケ]
東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了、東北大学大学院研究科研究助手、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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