感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
富士さん
1
年々ひと作品ごとの記述密度が高くなって、メイキングとしてのレベルが上がっています。CGらしからぬ完成度で衝撃を受けた、ハピネスチャージプリキュアEDが特に印象的でした。CGだけでなく、アニメ制作にデジタルが導入されてからカット袋によるプロダクション部分の管理が崩れて、効率的な制作管理が難しくなっているように思います。作画から撮影までの標準ワークフローがこれからどうなっていくのか、どのような管理が標準として選ばれるのか、その試行錯誤から伴走できる幸運に今、立ち会っているのかもしれないと感じます。2016/05/26
ハンギ
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前に手にいれた本を見ました。ニューアカみたいな評論文的な解説文のせいか、あまり入っていけませんでした。作例とか、各作品の設定はすごい出来なので、もうちょっと引き立たせてほしかったです。撮影で使う、アフターエフェクトとマヤを始めとするCGソフトを使うというのが共通かと思うのですが、その他の補助的なソフトを各スタジオ、作品ごとで違うのかなと思いました。リップシンクはあると便利じゃんと思いました。他はちょっとよく分からない。テレビアニメは制約があるので、CGも配慮しているんだなあと感じました。2016/09/18
ぎお
0
相変わらず内容の充実っぷりがすばらしい。定番の「3ds Max」や「Maya」ではなく「LightWave」に価値を見出している会社が多くてうれしくなった。セルルック機能がもっと強化(かつ分かりやすく)されれば使う会社も増えるだろう。NewTekよがんばれ。2015/01/21
tagaura
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アニメのCGの強みってやっぱり撮影工程があることなのかと認識させられてからの、ほぼ撮影工程に頼らないシドニアのワークフローが掲載される構成のおかげで、いろいろと考えさせられることが膨らんで良かった。2014/12/29