内容説明
自由のために生き抜いた革命的詩人像。フランス革命は彼とその仲間たちをどう衝き動かしたのか?本書は、現代と過去を自由に往き来し、やがて狂気の道を辿るこの魅力的な詩人の人生を描ききり、読書の喜びへと誘う。
目次
第1部 幼いころと少年時代―ラウフェン、ニュルティンゲン、デンケンドルフ、マウルブロン(一七七〇~一七八八)
第2部 勉学―テュービンゲン(一七八八~一七九三)
第3部 家庭教師にして哲学者―ヴァルタースハウゼンとイエーナ(一七九四~一七九五)
第4部 幕間劇―ニュルティンゲン(一七九五)
第5部 ディオティーマ―フランクフルト(一七九六~一七九八)
第6部 友人たちのあいだで―ホンブルク、シュトゥットガルト、ハウプトヴィル、ニュルティンゲン(一七九八~一八〇一)
第7部 最後の物語―ボルドー、ニュルティンゲン、ホンブルク(一八〇二~一八〇六)
第8部 塔の中で―テュービンゲン(一八〇七~一八四三)