内容説明
周王朝の現世的な政治権力がほぼ形骸化した春秋時代末期、揚子江流域では、闔廬・夫差率いる“呉”と、允常・句踐率いる“越”とが、それぞれの擁する重臣の強力な補佐を受けつつ急速に国力を伸張、互いに中原進出・覇者宣布をにらみながら、周辺諸国をも巻き込みつつ、三つ巴、四つ巴の激しい抗争へと突入していった。
著者等紹介
藤生純一[フジオジュンイチ]
1954年東京都生まれ。早稲田大学・法政大学卒業。作品に『琴』(銀華文学賞奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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