内容説明
個性の強い大人たちが通いつめた銀座「きよ田」。店は90%お客様が育ててくれますという店主、新津武昭。付け台を間に、35年間至福の時を共にした素顔の本物たちとの千夜一夜物語。
目次
二〇〇〇年春「きよ田」へ
辻邦生
白洲次郎・白洲正子
小林秀雄
神山繁
井上靖
「きよ田」あれこれ
「きよ田」の決心
仕上げ
著者等紹介
新津武昭[ニイツタケアキ]
1946年12月12日長野県上諏訪に生まれる。1963年頃上京。修業の後、1969年銀座の鮨店「きよ田」の店主となる
伊達宮豊[ダテミヤユタカ]
1954年東京に生まれる。出版、映像、トークショウ・セミナーなど各種イベントを企画する株式会社オフィス・オートに所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だーぼう
9
最後までずっと不思議な雰囲気に包まれた一冊。お鮨屋の話だけど、お鮨はあまり出てこない。ブログに感想を書きました。2007/12/05
こやじ
2
寿司の味だけでなく、店主のおもてなしの心が、ここまで多くの人を惹きつけたのだと思う。あと10年早く生まれて、気づいていれば・・・。2018/07/09
角
1
辻邦生の話を読みたかった。他にも小林秀雄など小説家のエピソードがたくさん。プライベートな部分をのぞき見る気持ちになるのはどうかという思いもないではないが、こうやって話してくれなかったら知らなかった人柄の部分も多く、登場する人々の人間くささを感じられるのがよし。2020/12/07
Hiroki Nishizumi
1
浮世離れした話ばかりやな。まぁこんな世界もあっていいかもね‥‥2017/05/15