私の好きな人形物語―絵本・物語の中の人形たち

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862610423
  • NDC分類 909
  • Cコード C0095

出版社内容情報

子どもの本に登場する人形たちをめぐる児童文学エッセイ。
「大きな森の小さな家」のローラの人形から、梨木果歩の「りかさん」など、35点の国内外の絵本・物語に登場する人形の存在をキーワードに絵本、物語を紹介。


第1章 人形の暮らし・人形の家
 人形の家で起こったドラマ 「人形の家」
 人形だってさみしい    「やねうらべやのおにんぎょうさん」
 人形の死と再生の物語   「ミス・ヒッコリーと森のなかまたち」
 人形の家とねずみ     「2ひきのわるいねずみのおはなし」
 古い屋敷の物語と人形の家 「グリーン・ノウの子どもたち」
 人形のための料理の本
 どこかにいるかもしれない?布人形一家の物語  
                 「ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷メニム一家の物語」 
  ☆コラム
    床下の小人たちと人形の家具
    サトクリフと人形の家 
    「源氏物語」の人形の家 
    アガサ・クリスティーと人形の家 
第2章 人形と子どもたち

 ☆コラム
    親指こぞうニルスの部屋
第3章 人形とクリスマス
  ☆コラム
     ギャリコの書いた愛と人形芝居
第4章 人形の冒険
  ☆コラム
     マトリョーシカの出てくる本
第5章 人形と生きること
   ☆コラム
      中原淳一  人形を作りつづけた人
      アンデルセンと人形の服作り
第6章 雛人形の物語
   ☆コラム 
      人形の歌 

   


子どもの本の奥深さ、面白さ、そして、子どもの心、成長へのかかわり方を改めて思う本です。
大人になるまでの思い出の中に、きっと、すべての人にあるでしょう!語りかけたり、抱きしめたお人形や石ころ。
それらは、今頃どこにあるのかしら?ふと、やさしい心が戻ってくる本です。
胸がキュンとします!



目次

第1章 人形の暮らし・人形の家
第2章 人形と子どもたち
第3章 人形とクリスマス
第4章 人形の冒険
第5章 人形と生きること
第6章 雛人形の物語

著者等紹介

和田まさ子[ワダマサコ]
1952年、東京都生まれ。図書館司書。公民館に勤務。日本児童文学者協会会員。エッセイ、書評などを書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiho

12
人形が出てくるストーリーを細かに解説☆心が宿り、まるで人間のように感情を表現する人形たちは、それぞれ個性的…読んでない作品もあったので「人形物語」の豊富さにビックリもしました。食べられちゃうミス・ヒッコリーが印象的…!2014/09/22

めめ

4
人形が出てくる物語について書かれたエッセイ。本の紹介。読んだ事のない本の紹介が多かったので、とても興味深かった。紹介されている本の、結末までも記述されていて良かった。私は、本のあらすじを事前に知っても(ネタバレなどを)気にしないので、むしろ、ストーリーを知った上での読書の方が、落ち着いて文章を味わえるので、この本は好ましかった。2014/09/17

水色さくら

1
△/ほぼあらすじなので流し読み。巻末ブックリストはつけとくべきではないか。2013/08/25

sa-ki

0
紹介している作品のあらすじを詳細に書いてるので、未読の作品も読んだような気になってしまう。また、ネタばれするなら、数行空けてからにして欲しい。「まだ、この本をお読みでない方はここから先は、本をお読みになってからにしてください。」と書いたすぐ次の行に衝撃の結末が書いてあった。これでは視界に入ってくるのを避けようがない。2009/07/14

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