出版社内容情報
子どもの本に登場する人形たちをめぐる児童文学エッセイ。
「大きな森の小さな家」のローラの人形から、梨木果歩の「りかさん」など、35点の国内外の絵本・物語に登場する人形の存在をキーワードに絵本、物語を紹介。
第1章 人形の暮らし・人形の家
人形の家で起こったドラマ 「人形の家」
人形だってさみしい 「やねうらべやのおにんぎょうさん」
人形の死と再生の物語 「ミス・ヒッコリーと森のなかまたち」
人形の家とねずみ 「2ひきのわるいねずみのおはなし」
古い屋敷の物語と人形の家 「グリーン・ノウの子どもたち」
人形のための料理の本
どこかにいるかもしれない?布人形一家の物語
「ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷メニム一家の物語」
☆コラム
床下の小人たちと人形の家具
サトクリフと人形の家
「源氏物語」の人形の家
アガサ・クリスティーと人形の家
第2章 人形と子どもたち
☆コラム
親指こぞうニルスの部屋
第3章 人形とクリスマス
☆コラム
ギャリコの書いた愛と人形芝居
第4章 人形の冒険
☆コラム
マトリョーシカの出てくる本
第5章 人形と生きること
☆コラム
中原淳一 人形を作りつづけた人
アンデルセンと人形の服作り
第6章 雛人形の物語
☆コラム
人形の歌
子どもの本の奥深さ、面白さ、そして、子どもの心、成長へのかかわり方を改めて思う本です。
大人になるまでの思い出の中に、きっと、すべての人にあるでしょう!語りかけたり、抱きしめたお人形や石ころ。
それらは、今頃どこにあるのかしら?ふと、やさしい心が戻ってくる本です。
胸がキュンとします!
目次
第1章 人形の暮らし・人形の家
第2章 人形と子どもたち
第3章 人形とクリスマス
第4章 人形の冒険
第5章 人形と生きること
第6章 雛人形の物語
著者等紹介
和田まさ子[ワダマサコ]
1952年、東京都生まれ。図書館司書。公民館に勤務。日本児童文学者協会会員。エッセイ、書評などを書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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