講談社文芸文庫<br> 木下杢太郎随筆集

個数:
電子版価格
¥1,881
  • 電書あり

講談社文芸文庫
木下杢太郎随筆集

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月25日 07時11分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062903035
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

鴎外を継承する詩人、小説家、劇作家、評論家、医学者でもあった杢太郎の随筆を厳選。格調高い日本語と学識から生まれた至高の文選。北原白秋らと「パンの会」を組織し、小説家、劇作家、美術家、キリシタン史研究家として活躍した耽美派の詩人は、医師としてハンセン病根絶に尽力した智と義の人でもあった。三島由紀夫が「いちばん美しい紀行文」と称した「クウバ紀行」、加藤周一が鴎外以後、荷風と共に「高雅な余韻」を伝えると評する史伝(「森鴎外」)他を収録。広い教養と思惟の深さを具えた巨人が遺した散文の精髄。

I
小学校時の回想
すかんぽ
僻郡記
春径独語
自春渉秋記
荒庭の観察者
真昼の物のけ
残響
研究室裏の空想
戌亥の刻
本の装釘
あかざ(藜)とひゆと
薬袋も無き事ども
II
市街を散歩する人の心持
京阪聞見録
海郷風物記
クウバ紀行
サン・シュルピスの広場から
リュウ・ド・セイヌ
ハビエルの城
石龍
III
小林清親の板画
フウゴオ・フォン・ホフマンスタアル父子の死
古語は不完全である・然し趣が深い
露伴管見
森鴎外
解説  岩阪恵子
年譜  柿谷浩一


木下 杢太郎[キノシタ モクタロウ]
著・文・その他

岩阪 恵子[イワサカ ケイコ]
著・文・その他

内容説明

北原白秋らと文学美術運動「パンの会」を組織し、小説家、劇作家、キリシタン史研究家等として活躍した耽美派の詩人は、医師としてハンセン病根絶に尽力した智と義の人でもあった。三島由紀夫が「いちばん美しい紀行文」と称した「クウバ紀行」、加藤周一が鴎外以後、荷風と共に「高雅な余韻」を伝えると評する史伝(「森鴎外」)他を収録。旺盛な好奇心と繊細な感受性、広い教養と思惟の深さを具えた巨人が遺した散文の精髄。

目次

1(小学校時の回想;すかんぽ;僻郡記 ほか)
2(市街を散歩する人の心持;京阪聞見録;海郷風物記 ほか)
3(小林清親の板画;フウゴオ・フォン・ホフマンスタアル父子の死;古語は不完全である・然し趣が深い ほか)

著者等紹介

木下杢太郎[キノシタモクタロウ]
1885・8・1~1945・10・15。詩人、劇作家、小説家、美術家、キリシタン史研究家、医学者。静岡県生まれ。東京帝国大学医科大学卒業。大学生時代、森鴎外に会い、以降生涯を通じて影響を受ける。また、医学者としてはその後半生をハンセン病根絶に捧げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yuma6287

3
隠れた名作。豊富な語彙と豊かな想像力が織り成す文章は圧巻。とりわけ風景描写は緻密で美しい。私のお気に入りの紀行文はクウバ紀行。洋画を連想させる風景描写が良い。語彙力も鍛えられるのでオススメです。2019/11/21

無意味への献身

0
期待したほど面白くはなし。文体がエスプレッソのようで、鴎外なんかが好きな人は堪能できるだろうが、散文的な私にはやや苦痛。「すかんぽ」は読みたかったので一読できて良かった。博物学的知識と回想が交互に綴られ、今これを書いている木下杢太郎と太田正雄少年の面影が交差する感覚がいい。三島由紀夫が絶賛した「クウバ紀行」は異国情緒がぷんぷん漂うようで、一読の価値あり。ちなみに「クウバ」はキューバのことです。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10406919
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。