内容説明
歴史の転換点となる様々な事件の現場に居合わせ、「事実」というものが如何に複雑/アイロニカルで、ときに偏見・ステレオタイプ・歪曲をも覆す力を持つかを知る著者が、「形成途上の歴史」に対する卓越したセンスをもって綴るエッセイの数々。
目次
第1章 「ビロード革命」は続く…
第2章 ヨーロッパとその他の頭痛のたね
第3章 イスラム、テロそして自由
第4章 USA!USA!
第5章 「西洋」の彼方
第6章 著作家と事実
第7章 むすび
著者等紹介
アッシュ,ティモシー・ガートン[アッシュ,ティモシーガートン] [Ash,Timothy Garton]
イギリスの歴史学者。専門はヨーロッパ現代史。1955年生まれ。オックスフォード大学卒業。現在オックスフォード大学セント・アントニー・カレッジのアイザイア・バーリン教授職フェロー、スタンフォード大学フーヴァー研究所上級研究員。「サマーセット・モーム賞」「ジョージ・オーウェル賞」など多数の賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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