出版社内容情報
光、重力、四次元の世界。常識を超えた発想はいかにして生み出されたか?
光量子論、ブラウン運動、特殊相対論、一般相対論……20世紀の初頭に、アインシュタインはなぜ、かくも革命的な理論を次々と構築できたのか。そして後年、量子力学を執拗に批判し、統一場の理論を夢見つづけたのはなぜか。光と重力と四次元の世界を解き明かし、物理学を一変させた天才の頭脳。その発想と思考の秘密に迫る。
著者紹介
吉田伸夫(ヨシダ・ノブオ)
1956 年、三重県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、同大学院博士課程修了。理学博士。専攻は素粒子論(量子色力学)。東海大学、明海大学で非常勤講師をつとめながら、科学哲学や科学史をはじめ幅ひろい分野で研究を行なっている(ホームページ「科学と技術の諸相」参照)。著書に『宇宙に果てはあるか』『光の場、電子の海』(いずれも新潮選書)、『日本人とナノエレクトロニクス』(技術評論社)などがある。
内容説明
光量子論、ブラウン運動、特殊相対論、一般相対論…。20世紀の初頭にアインシュタインはなぜ、かくも革命的な理論を次々と構築できたのか。そして後年、量子力学を執拗に批判し、統一場の理論を夢見つづけたのはなぜか。光と重力と四次元の世界を解き明かし、物理学の世界を一変させた天才の頭脳。その発想法と思考術の秘密に迫る。
目次
第1章 動くことと動かないこと―特殊相対論
第2章 四次元幾何学の饗宴―一般相対論
第3章 熱の背後に原子を見る―ブラウン運動
第4章 光の統計力学を求めて―量子論
第5章 終わりなき論争―量子力学批判
終章 見果てぬ夢―統一場の理論
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COSMOS本棚
感想・レビュー
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mstr_kk
Masaru Kamata
oku
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
tanukiarslonga