感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
65
シーモア 輪切り殺人(というよりも真っ二つって感じ)を巡り、2人の主人公がそれぞれ動いてゆきます。そのうちの1人は作者自身で……。——ミステリ&ネタばらし、フィクション&メタフィクションがぐるぐる混ざり合う凄まじい叙述トリック漫画。怪作です。2022/04/30
雪紫
58
電子書籍にて読了。「な、なんじゃこりゃー」女性が横まっぷたつにされる輪切り殺人に現れる模倣犯。叙述トリック的なミステリを漫画で書こうと編集者に解説するエログロ漫画家。まあ、他の短編ともども色々グロいことはさておき評判通りぶっ飛んでて、ギャップと結末に目が点過ぎて、訳がわからなくなる。メタホラーにして漫画ならではのぶっ飛んだ叙述トリック。いや、解けるひといんの?と同時に対談相手が霞さんなのも普通に納得。あれ、トンーー。2022/08/19
パンダプー
4
初、駕籠真太郎。2016/08/30
みっつ
4
こ、このトリックは凄過ぎる!!ミステリ好きは必読!伏線も極めてあからさまだし、こんなにフェアな作品も珍しいのでは。小説では絶対不可能、漫画という媒体だからこそ可能なカタルシス。バカミス王・霞流一先生との対談まで付いている豪華仕様で素晴らしいの一言。後半の短編作品の中ではオチが特殊すぎる「倒壊」が大好き。やりたい放題ですなぁ。2010/03/09
Kavi
3
「かすとろ式」のコマ遊びの意味がようやく分かったわ。胴体輪切り連続殺人事件からこんなコトになっちゃって。映画「フリークス」は好きな映画のひとつ。2016/09/04