内容説明
真言密教や禅宗の起源に迫る新事実を語る。50年に及ぶインド仏教復興運動の傍ら、厖大な資料を収集・調査し、遺跡を踏査。
目次
序章 龍樹・マンセル・南天鉄塔
第1章 龍樹と龍猛と菩提達磨
第2章 真言密教の起源を求めて
第3章 龍樹山・マンセル・ランカー
第4章 サータヴァーハナ王朝・パーンドゥ王朝・ボーディ王朝
終章 「事」と「理」の南天鉄塔の開顕
著者等紹介
佐々井秀嶺[ササイシュウレイ]
1935年岡山県生まれ。25歳の時、高尾山薬王院にて得度。1965年、タイに渡り、その後インドに入る。1967年、龍樹菩薩の霊告により、B・R・アンベードカル博士由縁の地、ナグプールに赴く。以来、アンベードカル博士の仏教復興運動を継承し、現地の仏教徒を導く。1988年、百万人の市民の署名によりインド国籍を取得。インド名Arya Nagarjuna Shurei Sasai、およそ1億人とも言われるインド仏教徒の最高指導者
中村龍海[ナカムラリュウカイ]
1985年鹿児島県生まれ。2012年東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻インド文学・インド哲学・仏教学専門分野修士課程修了。現在、かつて玄奘三蔵が学び、2014年にインド、ラジギールに約800年ぶりに再興された国立ナーランダ大学に第一期生として留学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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