内容説明
子育て真っ最中の母親たちによる「子育てネットワーク」が、NPO(特定非営利活動法人)法人格を取り、新たな子育て支援をすすめている。各地の現場の取り組みを紹介しながら、これからの子育て支援のあり方を提案する。
目次
プロローグ 日本の将来は「子育て支援」の成否にかかっている―親を運転席に!支援職は助手席に!
第1章 「子育て支援」の二つの目的―心身ともに健康な子どもを育てることと、子育てしやすい社会をつくること
第2章 「子育て支援」の基本戦略(ストラテジー)―行政・専門職の役割と市民ボランティア・NPOの役割と
第3章 子育てを変えるエネルギーの源「子育てネットワーク」
第4章 思春期を見通した「子育て支援」を!
第5章 グループ子育ては、なぜ“希望の灯”か
第6章 NPOが切り拓く、「子育て支援」の新段階!
エピローグ NPO法人は、時代の先導役になれるか
著者等紹介
原田正文[ハラダマサフミ]
1945年、高松市に生まれる。1967年、京都大学理学部卒業。1972年、京都大学理学研究科博士課程修了。1975年、理学博士。1980年、大阪大学医学部卒業。1980年4月より大阪府に勤務。大阪府立病院、吹田保健所、貝塚保健所等を経て、大阪府池田保健所長。2001年4月より、大阪人間科学大学社会福祉学科教授。この間、大阪府立病院精神科・大阪府こころの健康総合センターで「小児・思春期」専門外来を担当(精神科医)。1995年より子育て支援のボランティア団体『こころの子育てインターねっと関西』事務局長
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