目次
第1章 トルファンにおける女性の生活―家族・ライフコース・仕事
第2章 変わるウイグル社会と女性の生活変動
第3章 ウイグル女性の生活と服飾―強いジェンダー意識の表現として
第4章 ウイグルの文様の特色とキリヤの服飾
第5章 ウイグルの食生活と栄養
第6章 ウイグルの住まいと生活の特徴―住み心地
第7章 ホータン地区ウイグル族の住まいと生活
著者等紹介
岩崎雅美[イワサキマサミ]
奈良女子大学。服飾史・服飾美学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ももも
1
生活水準の高い家庭だけだったのが残念。でもお金持ちの家だから家や内装、衣服が凝ってて面白かった。大学の先生が書いているせいか引用がしっかりしていたが、教科書みたいで読み物としてはちょっと読みづらい。2011/08/22
鈴木清太
0
昨今、中国の不当な民族差別問題で国際問題化しているウイグルについて、そこでの生活全般の実態に興味を持ったので読みました。本書では約6年間のフィールドワークを行って現地での調査を行った研究員の方々の報告と体験を織り交ぜて紹介されています。いままでウイグルが何か知らなかったという入門者向けの、非常に面白い内容だと思います。 中央ユーラシアという、一見日本とは何の関係もない地域に思えますが、生活形態を観察してみると日本の伝統的なスタイルと類似した特徴が確認できて、ますますウイグルに興味を持てました。2021/03/11