内容説明
オバマ大統領をはじめとして各界著名人や各種公的機関、マスメディアや大企業がこぞって使い、全世界で爆発的にユーザーを増やし続けているツイッター。今、何が起こっているのか?これからどうなるのか?いち早くツイッターを使いこなし、「tsudaる」の語源ともなった著者がそのインパクトを読み解く。
目次
第1章 ツイッターとは何か?(ツイッターで今、何が起きているのか?;ツイッターとは何か?)
第2章 筆者のツイッター活用術(筆者のツイッター個人史;「tsudaる」技術)
第3章 社会に広がるツイッター・インパクト(ツイッターとジャーナリズム;ツイッターと政治;ツイッターとビジネス)
スペシャル対談 勝間和代×津田大介 つぶやく力―ツイッターの可能性を探る
著者等紹介
津田大介[ツダダイスケ]
メディアジャーナリスト。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。大学在学中からIT・ネットサービスやネットカルチャーをフィールドに新聞、雑誌など多数の媒体に原稿を執筆。2002年に個人運営のブログ「音楽配信メモ」を立ち上げ、ジャーナリスト活動を開始。その後文部科学省文化審議会著作権分科会の小委員会で専門委員を務め、著作権やコンテンツビジネスの動向について積極的に発言。2007年にはインターネット先進ユーザーの会(MIAU、現・インターネットユーザー協会)を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
35
ツイッターの使い方がよくわかる一冊だった。あと著者の苗字からとったtsudaるってことしようと思うと結構難しい。2010/08/19
ビイーン
19
いまさらながら読んでみた。Twitterの歴史的な経緯が分かる。2017/11/13
akira
19
新書。 スマホが普及し、もはや知らない人はほとんどいないという状態にまでなったtwitter。本書は2009年頃、「tudaる」という言葉が話題になったり、広瀬香美さんがtwitterに出てきた頃の話が中心。 ネットの発言や情報発信によるトラブルが、社会の問題として取り上げられる現代。筆者は企業でのtwitter広報担当を人間力の高い人にと提言している。それは個人にも当てはまる。ネットリテラシーはもとより、常識と良識を持っていなければ、ネットという道具に振り回される。 「人間力の高い社員を担当にすべし」2015/02/08
まめタンク
13
ツイッターが社会に与える影響と過程を丁寧に説明してある良書だった。『ツイッターとは人が本来持っている面白さを濃縮還元するプラットホーム』という言葉が胸に響きました。ネタフルのコグレさんが書いたTwitter本が初心者向けだとしたら、これはTwitter中級者向けの本ですね。ツイッターが今後社会のインフラとしてどのような展開を見せていくのか、その糸口を垣間見る事ができます。2011/01/05
白義
12
ツイッターの呟きは1次情報未満の0.5次情報、というのに深く納得。未だにツイッター本では質、バランスともにこの本は定番中の定番だと思う。個々のエピソードもへーと感心するものばかり。今では常識化した内容が多いけど、それが本書の視点の確かさを保証しているわけだ。政治、メディア、ビジネスをツイッターがどう変え、また当事者がどう使うのか。ツイッターに大量の情報がリアルタイムで出回る状況だからこそ、それらの情報の質を高め、また一人一人の人間としての資質が問われる、と。もはや基本書の領域2012/02/10