内容説明
医師である著者はあるとき、「携帯を手放せない」「一つのことにじっくり集中できない」「いつも焦ってイライラしている」というような現代人の症状が、自らの専門分野である「注意欠陥障害(ADD)」(遺伝的に発生)の症状とよく似ていることに気づいた。ADDの治療・対処の経験から、現代人の「忙しい」病の害を説明し、その対処法と、さらにはスピーディーな情報化社会をうまく味方につける方法を提案する。ビジネスパーソンのための、究極の現代生活スケジューリング術。
目次
第1部 忙しすぎて限界寸前(なんと奇妙な現代生活―ダイヤル式電話はもう使えない;注意欠陥障害の世界―コントロール不能の過熱状態;あわただしさ、情報の洪水、不安、無駄話;不確実性の海の真ん中で ほか)
第2部 あなたに役立つ体系づくり(第一の解決法;限界を認める―もっとも大切なことをするための第一歩;時間への投資で最大のリターンを得るには;現代生活をうまく管理するための10原則 ほか)
著者等紹介
ハロウェル,エドワード・M.[ハロウェル,エドワードM.][Hallowell,Edward M.]
医学博士。ハーヴァード大学医学部講師を20年間務め、現在はマサチューセッツ州サドベリーの認知力・情感医療ハロウェルセンター理事
田口未和[タグチミワ]
1963年、北海道生まれ。上智大学外国語学部卒。新聞社写真記者を経て、現在は撮影活動を続けながら、ノンフィクションを中心に翻訳業に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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