内容説明
昭和20年8月―。民間人としてソ満国境に暮らしていた父と、当時小学5年生だった私の未だ忘れ得ぬ恐怖の満州からの撤退記録。
目次
興安国民学校
開戦
試験場を放棄・反乱軍との攻防
葛根廟事件
破滅・大量の犠牲者
呆然と進軍
危険地帯を横断
部落間を通過
夜行軍、遂に傷ついた日本軍に救われる
日本軍に合流
無条件降伏・武装解除
敗戦後の公主嶺・農事試験場
著者等紹介
田口保彦[タグチヤスヒコ]
昭和9(1934)年、満州国・公主嶺にて出生。昭和34年3月鳥取大学農学部卒。4月農地開発機械公団入社。以後27年間、国営大型開発プロジェクトに従事。その後民間へ転じる。現在(株)八島建設コンサルタント・技術顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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