歴史家の城歩き

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歴史家の城歩き

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  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862151582
  • NDC分類 521.82
  • Cコード C1021

出版社内容情報

縄張り図を30年描き続けた歴史家の2人(考古学と文献史学)が城跡の見方・歩き方・考え方を、ていねいに解いた城歩き入門書縄張り図を30年描き続けた歴史家の2人(考古学と文献史学)が、城跡のどこを見て、どうやって歩けば城の歴史がわかるのか? 実際に城跡を歩きながらトコトン語りあう! 縄張り図+写真200点を使って、やさしい言葉でわかりやすく語りかける、城好きな人も、そうでもない人も、城の観察眼が研ぎ澄まされる初めての入門書。
カラー写真200枚をQRコードで全公開! 城のチェックポイントがひと目でわかる。


はじめに(齋藤慎一)

序 城歩きの心得
 1 縄張り図のススメ/2 山城は山頂から降りながら見る/3 歩測で十分/
 4 縄張り図の効用
   ? 実践 城の見方と考え方
1章 山に住む城 置塩城
 1 置塩城の見方/2 山城と聖地 置塩城の考え方
2章 山に籠る城 由井城
 1 由井城の見方/2 城造りの東西差 由井城の考え方
3章 本城と町づくり 滝山城
 1 滝山城の見方/2 城と町づくり 滝山城の考え方
4章 陣城と攻城戦 三木城攻めの陣城
 1 陣城の見方/2 陣城と攻城戦の考え方
   ? 城の歴史に学ぶ
1章 戦国時代と城の成立
 1 南北朝時代の城/2 戦国期城館の誕生/3 戦国の石垣
2章 織田・豊臣時代の城
 1 東北の豊臣インパクト/2 聚楽第タイプの広がり/3 織田と豊臣の違い/
 4 八王子城は北条氏か徳川氏か
3章 近世の城と石垣
 1 近世城郭の見方/2 近世の石垣/3 バブル崩壊と職人の去就
4章 縄張りの設計者
 1 縄張り設計者のイメージ/2 設計者の仕事
5章 杉山城再考
 1 研究史の要点/2 縄張りから見た杉山城/3 考古資料との調和
6章 縄張り調査の未来
 1 縄張り研究の功罪/2 考古学と縄張り研究/3 城の平時と軍事/
 4 縄張り調査の未来
   ? 成果と課題
縄張り図から歴史像へ………………………………………齋藤慎一
城郭の考古学的研究と活用…………………………………中井 均

あとがき(中井 均)
QR目次 山城からの眺望/置塩城の見所/由井城の見所/滝山城の見所/陣城の見所/戦国・織豊期の石垣/織豊期の石垣/天守・櫓/天守台/虎口/土塁・堀/庭・井戸・石段


中井 均[ナカイ ヒトシ]
中井 均(なかい ひとし)
1955年大阪府生れ
滋賀県立大学人間文化学部教授
専攻:中世考古学
〔主な著書論文〕
『中世城館の考古学』(編著・ 高志書院)、 「残存遺構から見た丸子城の築城主体」(『戦国武将と城』サンライズ出版)、 「大坂城の縄張り」(『秀吉と大坂』和泉書院)

齋藤慎一[サイトウ シンイチ]
齋藤 慎一(さいとう しんいち)
1961年東京都生れ
公益財団法人東京都歴史文化財団 江戸東京博物館 学芸員
専攻:文献史学(中世史)
〔主な著書〕
『中世東国の道と城館』(東京大学出版会)、『戦国時代の終焉』(中公新書)、『中世を道から読む』(講談社現代新書)、『中世武士の城』(吉川弘文館)、『中世東国の領域と城館』(吉川弘文館)、『城館と中世史料―機能論の探求』(編著・高志書院)

内容説明

合戦ゲームではつかめない城歩きをマジで楽しむコツ!

目次

城歩きの心得
1 実践 城の見方と考え方(山に住む城 置塩城;山に篭る城 由井城;本城と町づくり 滝山城;陣城の攻城戦 三木城攻めの陣城)
2 城の歴史に学ぶ(戦国時代と城の成立;織田・豊臣時代の城;近世の城と石垣;縄張りの設計者;杉山城再考;縄張り調査の未来)
3 成果と課題(縄張り図から歴史像へ;城郭の考古学的研究と活用)

著者等紹介

中井均[ナカイヒトシ]
1955年大阪府生れ。滋賀県立大学人間文化学部教授。専攻:中世考古学

齋藤慎一[サイトウシンイチ]
1961年東京都生れ。公益財団法人東京都歴史文化財団江戸東京博物館学芸員。専攻:文献史学(中世史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

59
城郭研究の大家による、激論が見所な一冊。2024/09/09

Kiyoshi Utsugi

36
先日、小谷城のオフ会に参加した時に京極丸で偶然、中井先生がガイドを務められていた一行と出会って、この業界ではレジェンドの一人である中井先生を生で見たこともあって、早速図書館で借りて読んでみた次第。 ①置塩城、②由井城、③滝山城、④三木城攻めの陣城を二人でまわって激論を繰り広げ、その夜には宿で引き続き激論を行った末に出来上がったもの。 昨日訪れた長野県の屋代城に少しだけ触れられていたのにはビックリ。 個人的に一番面白かったのは「杉山城再考」の章。奥が深いと改めて思いました。2023/04/18

Toska

11
西国・考古の中井氏、東国・文献史学の齋藤氏という二大城郭研究者による対談がメイン。お互いに自分がよく知る城へ相手を招待し、ホスト然として案内して回っているのが面白い。楽しそう。一口に戦国の城と言っても、地域による個性の差は相当なものであることが分かった。山城での居住を前提とした西国、城は戦時にしか使わない東国。東北や九州など他地域についても、綿密に調べれば色々なものが見えてくるのだろう。2023/04/06

スー

11
城って本当に難しいですね。今までは角馬出しがあるから丸馬出しがあるからどこの大名家の物だとか枡形門があるからこの時代以降の物と言われていたのがそうではないとなるとどんどん難しくなる。西と東の違いが面白い。西の山城には住居スペースがあるが東の山城は戦う為の施設で大勢が籠る事ができない作り。東は館が拡大発展して本格的な城になる例があるが西にはない。山城と寺の区別が難しかったり城の中には信仰の対象の山に城を作る例もある。躑躅が崎館が豊臣系に仕分けられてたのに驚きました、聚楽第タイプなんですね。石垣が凄い。2017/06/24

うしうし

6
図書館の新刊本コーナーで本書を初めて手に取った時、専門家が縄張図と写真で山城を詳細に解説しており、大変興味深く感じた。ただ、実際に読んでみると、行ったことのない山城は、私の知識不足もあり、やはり図と写真では理解できそうになく、読むのを断念しそうになった。ところが、我慢して読み進めてみると、後段の対談や解説はとても面白く、前段の山城歩きの部分は、対談や解説の基礎資料となる重要な遺跡であったことが理解できた。縄張研究者の松岡氏(p229~)や城郭考古学者である千田氏(p257~258)の業績を2017/01/01

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