お化け屋敷のつくり方

平野 ユーレイ/齊藤 ゾンビ【著】

アールズ出版（2011/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 221p／高さ 19cm
• 商品コード 9784862041876
• NDC分類 689.21
• Cコード C0095

内容説明

首なし少女、鎖男、ダークサンタ…次々現われる幽霊たち、繰り広げられる、脅かしの饗宴、ホラープランナー・コンビが、お化け屋敷の仕組みを明かす。実録・青春恐怖譚。

目次

１　恐く、もっと恐く（僕がお化け屋敷に入るまで；オレが店長になるまで）
２　怪奇学校へようこそ！（最恐の脅かしとは？；“感じる”お化け屋敷；恐怖の向こう側）
３　ユーレイゾンビと百鬼夜行（お化け屋敷に訪れる人たち；ミッチャンと仲魔たち；水責めと自殺；オバケランドのためならば）
４　恐怖のエッセンス（世界最小のお屋け屋敷を作る）
５　世界を脅かせ！（解散の危機；夢の二号店；リタイヤ率６０％の恐怖；悲鳴は国境を越える；素晴らしきオバケ魂；日本一のお化け屋敷に；これからの二人）

著者等紹介

平野ユーレイ［ヒラノユーレイ］
台場怪奇学校の運営担当。齊藤ゾンビとホラープランナー・コンビ「幽霊ゾンビ」を結成している。提唱する独自の脅かし方法「ＳＡＩＴＯ∞ＲＥＡＬ」方式は、高い評価を受けており、「ナイナイプラス」（日本テレビ系）、「ＢＳ熱中夜話」（ＮＨＫ‐ＢＳ２）にも出演。２００９年には、台場怪奇学校の二号店を浜松にオープン。２０１０年、２０１１年と２年連続で台湾のお化け屋敷「東京の恐怖學園」を手がけ海外進出も果たす

齊藤ゾンビ［サイトウゾンビ］
台場怪奇学校の演出担当。平野ユーレイとホラープランナー・コンビ「幽霊ゾンビ」を結成している。提唱する独自の脅かし方法「ＳＡＩＴＯ∞ＲＥＡＬ」方式は、高い評価を受けており、「ナイナイプラス」（日本テレビ系）、「ＢＳ熱中夜話」（ＮＨＫ‐ＢＳ２）にも出演。２００９年には、台場怪奇学校の二号店を浜松にオープン。２０１０年、２０１１年と２年連続で台湾のお化け屋敷「東京の恐怖學園」を手がけ海外進出も果たす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とも]

脅かす側の視点で書かれていて、斬新だった。

2016/10/05

[アリクイ]

図書館で見つけて、面白半分で読み始めたら内容の面白さにのめり込んでしまった一冊。最恐のお化け屋敷を目指す2人、ゾンビさんとユーレイさん（という芸名です）による、お化け屋敷の本。2人がお化け屋敷に辿りつくまでの道やお化け屋敷の創り方。お客さんをいかに怖がらせ、楽しんでもらえるかの探求（「こわくないモード」を創るとか…）。台湾でお化け屋敷を開いたことなど…。僕はサンタクロースをお化け屋敷のネタにした話が興味深かったです。お化けの話なのに、お化けへのこだわりがやたら熱く、とことんお化け道を突っ走っている本です。

2014/06/18

[ペペロニ]

人を脅かし、感動のエンターテイメントを生み出そうと挑戦されているホラープランナー「幽霊ゾンビ」の2人の話。内容はお化け屋敷の裏側の話で、とても興味深く読めた。従業員のオバケ達とも連携していかなきゃならないし、一部の迷惑な客や人間臭い内部のゴタゴタなど人が集まれば起きそうな普遍的なトラブルの苦悩も書かれていて、応援したくなった。

2021/11/28

[じじちょん]

お化け屋敷は馴染みがないのですが、驚かす側の視点で書かれているのが珍しくて手に取りました。 驚かすのが好き、という作者の色々な創意工夫が面白かったです。安全管理に配慮していることが書かれてあることも好感を持った。色々な事故を想定して安全に怖がってもらう事と、「ユーレイが驚かしているんだ」という夢を壊さないという内容が印象に残った。

2017/12/11

[メタボン]

☆☆☆☆　文句なしに面白かった。私もお台場怪奇学校を体験したが、今までのお化け屋敷で一番怖かった。サッチャンおばけに「ごめんなさい、ごめんなさい」と思わず謝っていた自分を思い出した。

2014/09/22